2月19日(木曜日)、国会等の移転に関する政党間両院協議会(第5回)が開催されました。
今回の協議会では、新メンバーが決まったことから、まず、衆・参国会等の移転に関する特別委員会における中間報告までの経過及び政党間両院協議会のこれまでの経過について説明がありました。
赤城衆議院座長から、本協議会の協議内容としては中間報告を受けて国会移転について国会の意思を問う方法ということであり、今後協議していきたい旨の話がありました。
出席者からは、国会議員として責任を持って決めるべきである、などの発言がありました。
国会等の移転に関する政党間両院協議会の構成
<衆議院>11名
赤城徳彦君(自民)<座長>
蓮実進君(自民)
岩永峯一君(自民)
小林興起君(自民)
木村隆秀君(自民)
一川保夫君(民主)<副座長>
玄葉光一郎君(民主)
安住淳君(民主)
伴野豊君(民主)
西博義君(公明)
穀田恵二君(共産)
<参議院>11名
沓掛哲男君(自民)<座長>
溝手顕正君(自民)
小斉平敏文君(自民)
山下善彦君(自民)
扇千景君(自民)
山下八洲夫君(民主)<副座長>
羽田雄一郎君(民主)
広野ただし君(民主)
渡辺孝男君(公明)
井上哲士君(共産)
渕上貞雄君(社民)
国土交通省の国会等の移転ホームページでは、これまで学界、経済界等各界の有識者を講師にお招きして講演会を開催しています。1月以降、新たに下記の講演を追加しましたので、是非ご覧下さい。
(ホームページアドレス:http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/onlinelecture/index.html)
小柴 昌俊氏(東京大学名誉教授)
大正15年愛知県生まれ。昭和45年東京大学教授。昭和49年東京大学高エネルギー物理学実験施設(現東京大学素粒子物理国際研究センター)長。昭和62年定年退官し、東京大学名誉教授。その後、東海大学教授を経て、現在東京大学素粒子物理国際研究センター参与。日本学士院会員。
ノーベル物理学賞(平成15年)のほか、文化功労賞(昭和63年)、日本学士院賞(平成元年)、文化勲章(平成9年)、Wolf賞(平成12年)など受賞多数。
テーマ:「国費を使った事業に求められること」
項目
溝上 恵氏(東京大学名誉教授)
昭和15年新潟県生まれ。地震予知観測情報センター長、和歌山微小地震観測所所長を経て、昭和60年東京大学地震研究所教授。平成9年定年退官し、東京大学名誉教授。平成8年より地震防災対策強化地域判定会長を務めるほか、国会等移転審議会委員、中央防災会議委員などを歴任。
テーマ:「日本における防災対策の必要性と国会等の移転」
項目
高橋 進氏((株)日本総合研究所理事)
昭和28年生まれ。昭和51年住友銀行に入行。平成2年から日本総合研究所調査部主任研究員、平成8年から調査部長、平成16年から現職。アジア経済、日本経済・金融の調査を担当。平成12年より早稲田大学大学院客員教授、平成15年より近畿大学客員教授。現在、財務省アドバイザリー・グループ・メンバー、21世紀臨調「新しい日本を作る国民会議」運営委員等。
テーマ:「構造改革特区による首都機能移転と地方の再生」
項目
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これまで「新時代」では、国会等の移転について、国会等の移転に関する政党間両院協議会等の国会における検討状況や、国、地方公共団体、民間団体等の広報や研究等の様々な活動、又、韓国における新行政首都の移転等の諸外国の動向などの多様な話題をお届けするよう努めてまいりました。
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