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国会等の移転ホームページ

ニューズレター「新時代」 第50号(平成16年12月)

国会の動き

国会等の移転に関する政党間両院協議会

第161回国会(臨時会)が10月12日に召集され、国会等の移転に関する政党間両院協議会が3回開催されました。
新メンバー及びそれぞれの概要は次のとおりです。

  • 第8回(11月18日(木)開催)
    新メンバーが下記のとおり決定されました。また、座長から政党間両院協議会の協議内容やこれまでの経緯について説明がありました。

国会等の移転に関する政党間両院協議会の構成

<衆議院>11名
鈴木 恒夫 君(自民)<座長>
坂本 剛二 君(自民)
宇野 治 君(自民)
水野 賢一 君(自民)
木村 隆秀 君(自民)
城島 正光 君(民主)<副座長>
玄葉 光一郎 君(民主)
生方 幸夫 君(民主)
伴野 豊 君(民主)
遠藤 乙彦 君(公明)
穀田 恵二 君(共産)

<参議院>11名
沓掛 哲男 君(自民)<座長>
金田 勝年 君(自民)
小斉平 敏文 君(自民)
脇 雅史 君(自民)
松山 政司 君(自民)
山下 八州夫 君(民主)<副座長>
羽田 雄一郎 君(民主)
広野 ただし 君(民主)
渡辺 孝男 君(公明)
井上 哲士 君(共産)
渕上 貞雄 君(社民)


  • 第9回(11月25日(木)開催)
    座長から平成2年の国会等の移転に関する決議から平成15年の衆・参特別委員会の中間報告にいたるまでの国会等の移転の検討経緯について説明があり、その後、自由討議が行われ、活発な意見が交わされました。
  • 第10回(12月1日(水)開催)
    座長から両院協議会におけるこれまでの「国会の意思を問う方法」等についての主な意見について説明があり、その後、自由討議が行われ、今後、どのようなスケジュールで、どのように論点を整理して検討すべきか、について活発な意見が交わされました。
    今後の進め方については、本日の意見も踏まえ、座長、副座長に一任ということとなりました。

韓国における新行政首都移転に関する動き

韓国では、「新行政首都建設のための特別措置法」の違憲判決(10月21日憲法裁判所判決)を受けた対策を策定するため、国務総理所属下に「新行政首都建設のための特別措置法違憲決定による後続対策委員会」(以下「対策委員会」という。)及び実務機構である「新行政首都建設のための特別措置法違憲決定による後続対策企画団」(以下「企画団」という。)を設置することになりました。

対策委員会は、イ・ヘチャン国務総理とチェ・ビョンソン前新行政首都建設推進委員長を共同委員長とし、政府委員と民間委員を含めた30人以内の委員で構成され、(1)憲法裁判所の違憲決定による政府対策の策定、(2)後続対策の策定及び関係中央行政機関との協議・調整、(3)後続対策策定のための国民世論の集約、等を審議することになっています。

対策委員会は、11月18日に第1回会合を開催し、(1)憲法裁判所決定の趣旨の反映、(2)首都圏と地方が連係して発展可能な合理的な代案の準備、(3)幅広い意見集約及び国民世論の尊重、(4)後続対策の迅速策定という4つの原則の下活動を行い、代案等を策定することとなりました。

「オンライン講演会」を開催しています

国土交通省の国会等の移転ホームページでは、これまで学界、経済界等各界の有識者を講師にお招きして講演会を開催しています。平成16年12月16日以降、新たに下記の講演を追加しましたので、是非ご覧下さい。

(ホームページアドレス :http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/onlinelecture/index.html

小川 和久氏 (軍事アナリスト・危機管理総合研究所所長)

昭和20年熊本県生まれ。日本海新聞記者、講談社「週刊現代」記者を経て、昭和59年に日本初の軍事アナリストとして独立。現在、国際政治・軍事アナリストとして危機管理総合研究所所長を務める。

小川 和久氏の写真テーマ:「危機管理能力を高めるためにすべきこと」

項目

  • 安全なくして繁栄なし
  • 危機管理から見た道路整備
  • バックアップ機能を備えた都市の必要性
  • 東京を危機管理のモデル都市に
  • リスクを分散するために行うべき首都機能移転

アグネス チャン氏 (歌手・エッセイスト・教育学博士)

香港生まれ。昭和47年「ひなげしの花」で日本デビュー。昭和59年に国際青年年記念平和論文で特別賞を受賞。平成10年日本ユニセフ協会大使に就任。平成12年に歌手活動を本格的に再開。現在は芸能活動ばかりでなく、目白大学や共栄大学で客員教授を務めるほか、エッセイスト、コメンテーターとしても幅広く活躍。

アグネス チャン氏の写真テーマ:「子供や地方から考える本来の日本の姿」

項目

  • 「王様」のいる国
  • 「本来の日本の姿」を思い出すきっかけ
  • 子供が足りないということ
  • 首都機能移転を試す価値とは
  • あきらめずにもっと議論を

井沢 元彦氏 (小説家)

昭和29年愛知県生まれ。東京放送(TBS)報道局(政治部)記者時代の昭和55年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。昭和60年に同社を退職し、作家活動に専念。現在、日本推理作家協会常任理事を務めるほか、テレビ出演、講演活動などに幅広く活躍。

井沢  元彦氏の写真テーマ:「歴史に見る首都機能移転の力学」

項目

  • 近代以前に首都の移転が行われた理由
  • 大きな危険を抱える東京一極集中
  • 六波羅探題、鎌倉府の果たした役割
  • 江戸と大阪の成り立ちと役割分担
  • 説得力のある首都機能移転の目的

トピックス

最近の国会等の移転に関する各地域の主な動き
  • 宇都宮市内のマロニエプラザで開催された「ふるさと栃木フェア2004」(10月22日から24日)及び「とちぎ産業フェア2004」(11月18日から20日)のイベントに栃木県国会等移転促進県民会議がコーナーを設け、出展。同イベントは、大勢の家族連れなどで賑わい、その中でパネル展示やパンフレットの配布など、国会等移転に関するPR活動を実施。
  • 福島県では、同県が提唱する21世紀の新都市像「森にしずむ都市」について、家族を含めた幅広い世代の県民の皆様の関心を高めて頂くことを目的に、県内の小学生から「森にしずむ都市」をテーマとした絵画を募集。多数の応募の中から最優秀賞、優秀賞等に選ばれた作品を11月以降県内等各所に展示。

森林のイメージ図

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