首都機能移転三地域連絡会議(栃木・福島地域、岐阜・愛知地域、三重・畿央地域)の代表者は、平成22年3月17日、衆議院、参議院及び国土交通省を訪問し、国会等の移転に関する政党間両院協議会の現在の状況や今後の開催見込み等に関する情報収集を実施しました。
奈良県では、2010年の幕開けとともに、「平城遷都1300年祭」がスタートし、4月24日から、平城宮跡(メイン会場)において、連日イベントが開催されています。 平城宮跡では、第一次大極殿の復原が完成し、当時の人々の営みや技術を体感いただくことができます。また、平城京歴史館では最先端のVR技術により再現された往時の壮麗・壮大な都の姿や華やかな文化・遣唐使の歴史や渡航の様子等をご鑑賞いただけるとともに、遣唐使船が復原、展示されています。さらに、平城京なりきり体験館では、疑似発掘体験や天平衣装体験をお楽しみいただけます。 10月9日(土)からは、秋季「平城京フェア」が開催され、フェア最終日の11月7日(日)には、フィナーレを飾るクロージングイベントとして祝祭カーニバルを実施し、来場者とともに盛り上がりを図ります。 他にも、秘宝秘仏の特別開帳や伝統行催事など、見どころたっぷりの奈良に是非お越しください。 詳細は「平城遷都1300年祭」HP http://www.1300.jp/ をご覧ください。
第一次大極殿
遣唐使船
パラオ共和国の1981年に施行された憲法には「暫定的な首都をコロールに置き、10年以内に恒久的な首都をバベルダオブ島に指定すること」と明記されていましたが、計画は進まずに放置されていました。その後、1999年にクニオ・ナカムラ元大統領が首都移転の計画を立案し、憲法の施行から25年経った2006年10月1日のパラオ共和国独立記念日に、コロールからマルキョク(バベルダオブ島)に首都を移転しました。
クニオ・ナカムラ元大統領は、実父が伊勢市大湊出身であり、1993年8月の知事表敬をはじめ、 独立前から三重県を数回訪問していました。また、独立後間もない1994年10月には、「まつり博・三重'94」に参加するため民族舞踊団を伴って三重県を訪問し、まつり博を成功へと導く一助となり、さらに親交を深めました。
その後、三重県は、大正時代より日本と密接な関係があり、特に、美しい海という豊かな自然に恵まれているという共通点があることなどから、1996年7月25日に、ナカムラ元大統領をはじめとするパラオ共和国代表団を迎え、友好提携を締結しました。
問い合わせ先
国土交通省 国土計画局 首都機能移転企画課
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