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国会等の移転ホームページ

Webニューズレター新時代Vol.78 〜一緒に考えましょう、国会等の移転〜

コラム

文化庁文化芸術創造都市振興室について

文化芸術の力で関西地区から日本を元気にする「関西元気文化圏」の取組を支援するため、平成19年1月から「関西元気文化圏推進・連携支援室」が京都市内に設置されてきました。

平成26年4月からは、室の名称を「文化庁文化芸術創造都市振興室」に変更し、関西元気文化圏で構築してきたネットワークや、アーティスト・イン・レジデンス活動等の国際交流事業を推進しつつ、創造都市の拠点としての機能を持たせ、西日本を中心とした創造都市の発展の拠点として、全国各地の文化芸術創造都市づくりの支援を行っています。

主な事業内容は以下の通りです。

・全国各地域の文化芸術創造都市づくりの支援

・創造都市ネットワーク日本(CCNJ)加盟への呼びかけ、広報支援

・創造都市を担う人材を育成するためのセミナー、意見交換のためのクリエイティブ・カフェ等の実施

・文化芸術創造都市の国内拠点としての事例収集、調査研究及び政策提言

・文化庁本庁との連携による関西域内の2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた文化プログラム関係の政策のとりまとめ

・2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた文化プログラム事業の一つとなるアーティスト・イン・レジデンス活動との連携事業の実施

・関西元気文化圏事業に関する取組への支援

さらに、文化芸術創造都市振興室は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた文化プログラム事業実施等も視野に入れて活動しています。ロンドンではオリンピック・パラリンピック開催開始前の4年間を「カルチュラル・オリンピアード」として、色々な文化イベントを実施し大きな成功を収めました。文科省を中心として、日本でも同様の取り組みを行おうという流れがあり、東京オリンピックの関西における文化イベント・シーンを文化芸術創造都市振興室で担っていくことも視野に入れています(正式には2016年のリオオリンピック・パラリンピック終了後に開始予定)。

また、独自事業も実施しており、その1つに「クリエイティブ・カフェ」があります。飲食しながら意見交換会を行う形を採っており、オリンピックのプログラム等についての意識啓発を行ったり、創造都市に限らず文化について幅広く語り合ったりするなど、プラットフォームの場を提供しています。自治体職員に限らず、文化・経済の専門の学識者、シンクタンク、メディアやコンテンツ産業に近い方、NPO、学生等、多様な方々の参加を得て、月1回程度実施しています。

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問い合わせ先

国土交通省 国土政策局 総合計画課
Tel:03-5253-8365 Fax:03-5253-1570 E-mail:itenka@mlit.go.jp