LINKS: Linking Innovation, opeN data, Knowledge, and Solutions
DATA には不思議なチカラがある。
それは様々な真実を見せてくれる。
データとデータがかけあわさるとき、
今まで見えなかったものが明かされる。
国土交通省では、
直面する様々な社会課題を解決するため、
DATA x DATA のチカラを最大化する
Project LINKS(リンクス)を始動。
LINKS を通じてデータの可能性を引き出し、
新しい価値を創り出します。
POWER of DATA x DATA
データが活用されることにより、社会がよりよく変わっていく様を「データの拡張性」をイメージしたモチーフによって表現しています。
四角や円のモチーフが、動きながら形を変え、可能性を広げていく、ロゴ自体に拡張性を持たせられる形を目指しています。
サイバー空間を感じさせるネオン調の緑をベースに、類似色の組み合わせにより変化していく過程を感じさせる配色にしています。
ナイチンゲールは看護師として有名ですが、統計学の先駆者でもありました。
彼女はクリミア戦争の各月の死亡率データを視覚化するため、独自の円グラフ「コックスコームチャート」を考案。これは現代のインフォグラフィックの原型となり、データ可視化の重要性を示しました。
LINKSのロゴマークも、扇状に広がる円弧を表現し、コックスコームチャートのモチーフを取り入れています。
急速に進展する人口減少と少子高齢化は、私たちの社会に大きな影響を与えています。この課題に対応し、防災、交通、まちづくりなど多様な分野における官民の生産性を向上させるためには、政策やビジネスにおけるデータの積極的な活用や、革新的な新サービスの創出が不可欠です。
国土交通省は、幅広い施策・制度・手続を所管する省庁として、膨大な行政情報を蓄積しています。しかし現状では、この貴重な情報資産の多くが利用可能な「データ」として整備されておらず、いわば「宝の持ち腐れ」状態にあります。
Project LINKSでは、以下の3つのスコープに基づき、取り組みを進めます。
国土交通省ではデータ整備スキームの確立に取り組んでいます。具体的には、生成AI(LLM)技術を活用し、Word文書等のデータを機械処理・二次利用可能なデータに自動変換する仕組みの開発を進めています。データ整備が効率化されることにより、国土交通分野の行政情報を使いやすい形で提供し官民が活用できる情報インフラを実現します。
整備されたオープンデータは、民間企業による革新的なビジネスの創出を促進し、オープン・イノベーションの推進に寄与します。
政策立案におけるデータ活用(EBPM)の推進により政策品質を向上し、社会全体の生産性向上に寄与します。
LINKSでは、国土交通省が保有する行政情報をデータ化し、様々なアプリケーションでの可視化を実現するデータ管理システム「LINKS Veda」を構築しています。