下水道

令和3年度下水道技術海外実証事業(WOW TO JAPANプロジェクト)の採択技術を決定

  国土交通省では、海外における我が国下水道技術の普及を促進するため、我が国下水道技術を海外で実証し、その有効性等を確認するとともに、現地政府関係者等の理解醸成を図っています。
  本事業へ応募のあった提案技術について、令和3年5月に有識者等からなる「下水道応用研究評価委員会」による審査を行い、実現性・有効性・普及可能性の観点から評価された以下の技術を採択することになりました。
 
<実証する技術>
耐食性コンクリート人孔の現地製造による品質確保及び布設に係る実証事業
 
・実施者:(株)安藤・間、グローバルワークス(株)、(学)五島育英会 東京都市大学共同事業体
・実施国:ベトナム国(ハイフォン市、バクニン省、ドンナイ省)
・実証内容
  港湾都市であるベトナム国のハイフォン市は、干潮の影響を受けやすい箇所に埋設された老朽化した下水道管から海水が侵入するため、硫化水素が発生しコンクリート人孔の腐食が生じやすい環境にあります。
  本実証事業で採用する技術は、本邦で開発された腐食抑制剤を混和した耐食性コンクリート人孔で、耐食性を有し、製造コストが安価である特長を有しています。
  実証試験では、現地の材料や製造機械を使用して、JIS規格相当の性能と品質確保を確認するとともに、組立マンホールの追跡調査による継続的なモニタリングを行います。
  また、現地セミナーや展示会への参加を通じて、製品の現地規格化を推進するなど、ベトナム国内をはじめ、東南アジア各国への展開を図ります。

      

 腐食抑制剤(写真左)及び人孔耐圧試験(写真右):(株)安藤・間提供

<実証する技術>
米国下水道事業における高効率・大出力磁気浮上式ブロワに係る実証事業
 
・実施者:川崎重工業株式会社
・実施国:アメリカ合衆国(テキサス州)
・実証内容:
  世界でも市場規模が大きい米国の下水道事業では、電力コストの高騰や設備の老朽化を背景に、施設の更新に合わせたシステムの近代化や段階的な更新が急務となっております。
  本実証事業では、下水処理場で多くの電力を使用する曝気用ブロワを新型の高効率・大出力磁気浮上式ブロワに更新し、エネルギー消費量を大幅に削減することで、下水処理の低炭素化を目指します。
  本事業を通じて、米国でのエネルギー削減効率を確認し、本製品の優れた技術優位性を実証することで、サンベルトエリアやメトロポリタンエリアを中心に米国下水道市場への普及促進を図ります。
   
 高効率・大出力磁気浮上式ブロワ(写真左)及び下水処理場(写真右):川崎重工業(株)提供


 

お問い合わせ先

国土交通省 水管理・国土保全局下水道部 下水道企画課 国際技術室課長補佐 西郷 進也、国際展開推進係長 新田 和宏 
電話 :03-5253-8111(内線34172、34137)
直通 :03-5253-8803
ファックス :03-5253-1596

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