平成21年度水道事業運営に係る業務評価手法等に関する調査について
水道ビジョンで掲げられている施策群の1つである「水道の運営基盤の強化」については、「新たな広域化の推進」、「最適な事業形態の選択」及び「計画的な施設の整備・更新」を主要施策と位置付け、各種施策が講じられてきたところであるが、「最適な事業形態の選択」に関するレビューの結果、水道事業に係る運営形態の導入による民間部門の業務評価を公正かつ技術的・客観的に行う仕組みの検討に関する取組が十分でないこと、水道事業運営を技術的側面から客観的に業務評価する仕組みが体系的に整理されていないことなどの指摘がなされたところである。そこで、水道ビジョン改訂版では、これらの指摘を踏まえつつ、水道事業運営に係る業務評価に関する重点取組項目が示されている。
また、各水道事業者等においては、地域水道ビジョンの策定等を通じて自らの事業の現状と将来見通しの分析・評価に関する取組が進められているが、これらの取組は水道事業運営の透明性を確保する上で重要であるとともに、アセットマネジメント(資産管理)の実践による中長期的財政収支に基づく計画的な水道施設の整備・更新をはじめとした「水道の運営基盤の強化」に関する施策の円滑な推進にも資するものである。
そこで、本調査では、以上のような状況を踏まえ、民間活用の際にモニタリング(業務監視)の一環として実施する業務評価手法に関する検討、地域水道ビジョンの策定状況等に関する整理・分析、水道事業運営に係る業務評価に関するニーズの把握・整理等を行い、これらの成果をとりまとめたものである。
各水道事業者等において、運営基盤の強化について、検討される際には、本調査報告をご利用いただくようお願いいたします。
●報告書(全体版(PDF:1,810KB))
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・本件に関するお問い合わせ先
厚生労働省健康局水道課水道計画指導室
電話:03-5253-1111 (内線4015)
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