平成15年度観光の状況に関する年次報告
第3章 訪日促進を中心とする国際観光交流促進施策
第6節 世界の国々との観光交流強化の取組み
3 開発途上国の観光振興に対する協力
1)開発調査の実施
・レバノン国観光開発計画調査(平成15年度末終了)
開発調査を通じ,観光開発に係る包括的な提言を行った。
2)専門家の派遣
ブルガリア,インドネシア,シリア,フィジー,パプアニューギニア,ボスニア・ヘルツェゴビナ,マケドニアに専門家を派遣して,観光振興などについての提言を行った。
3)研修事業の実施
「観光振興とマーケティング」をはじめ,イラン,ウズベキスタン等の途上国の観光分野の行政官等に対する研修を実施した。
(社)海外運輸協力協会を通じて,ベトナム,スリランカにおいて,国際観光開発促進協力調査を実施し,観光開発協力の基本的な方針・観光拠点開発構想を検討した。
我が国は,国際協力機構(JICA)を通じた技術協力によって,開発途上国の観光分野における人材育成に協力している。
ウズベキスタンとモンゴル,バルバドス,ドミニカ,セントクリストファー・ネーヴィス等には,観光分野に関する専門家を派遣しているほか,セントルシア等へは観光業の青年海外協力隊員を派遣している。
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