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平成15年度観光の状況に関する年次報告

第5章 観光交流空間の形成

第8節 観光レクリエーション施設等の整備

4 自然体験施設・施策等


施策概要
■長距離自然歩道の整備
国民が自らの足で自然や史跡などを訪ねることにより健全な心身を育成し自然保護に対する理解を深めることを目的として,自然歩道の整備を行っており,総延長は約2万6,000kmに及んでいる。
平成15年度は,引き続き近畿自然歩道の整備を行うとともに,北海道自然歩道の整備に着手した。また,老朽化した自然歩道の施設について再整備を行った。なお,平成14年の利用者数は5,252万人である。
■利用集中特定山岳地域登山歩道の整備
中高年等の登山ブームを背景に,登山者が集中して植生の荒廃や浸食を招いている日本百名山等の登山歩道について,自然環境を保全しつつ安全に配慮した施設の整備を蔵王地域等の17地域において行った。
■ウォーキング・トレイルの整備
歩行者専用道路や幅の広い歩道等を整備する「ウォーキング・トレイル事業」を全国23ヶ所で推進した。
■大規模自転車道の整備
交通の安全を確保し,併せて心身の健全な発達に資する大規模自転車道の整備を推進した。
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