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平成16年度 観光の状況に関する年次報告

第3章 訪日促進を中心とする国際観光交流促進施策

第2節 愛・地球博への取組

1 愛・地球博開催支援


2005年日本国際博覧会(「愛・地球博」)の開催に向け、(財)2005年日本国際博覧会協会が行う、多数の来場者を迎えるための会場内外の施設整備等に対して支援を行った。外国政府及び国際機関が出展するパビリオンは9月14日に完成し各出展者に引き渡されたほか、長久手・瀬戸両会場を結ぶゴンドラの建設や交通渋滞の緩和・環境負荷の軽減のためのパーク&ライド方式の専用駐車場の設置等により、来場者の円滑な移動を確保した。
また、日本政府が出展するパビリオン(日本館)の建設を行うとともに、「愛・地球博」の開催国としてふさわしい展示・演出物の制作や催事の企画立案を行い平成17年3月25日に開幕を迎えた。
  COLUMN 6 愛・地球博の概要  

「自然の叡智」をテーマとして21世紀初、国内においては1970年の大阪万博以来35年ぶりに開催する総合的な国際博覧会。新エネルギーシステムをはじめとする地球環境問題の解決に向けた様々な先端的な取組や、ロボット、超電導リニアモーターカーなどの次世代の科学技術を紹介する。また、シベリアの永久凍土から発掘した冷凍マンモスを展示し、絶滅動物を通じ、地球環境問題の重要性を伝えている。
1 名称
2005年日本国際博覧会(略称「愛知万博」、愛称「愛・地球博」)
2 開催期間
2005年3月25日~9月25日(185日間)
3 会場
愛知県名古屋東部丘陵(愛知郡長久手町・豊田市、瀬戸市)
4 テーマ
自然の叡智(Nature's Wisdom)
5 目標入場者数
1,500万人<うち外国人150万人>

博覧会会場図



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