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平成16年度 観光の状況に関する年次報告

第6章 観光産業の育成・高度化及び観光統計の整備

第3節 産業連携の動き

2 地方での産業連携の動き



  (1) 観光を考える百人委員会

民間が主体となり、行政と連携を図りながら、趣旨に賛同する域内外の幅広い分野の人々が地域観光振興にとって有益な方策について検討・提言、情報交換等を行う体制として地域ごとに「観光を考える百人委員会」等が設立されている。
平成16年度は、中部、中国及び関西で開催された。

観光を考える百人委員会



  COLUMN 18 九州地域戦略会議が九州観光戦略を発表  

九州地方知事会と九州経済界は、「九州はひとつ」の理念の下、相互が連携し、九州の自立的かつ一体的発展に向けて、官民が一体で具体的な施策を検討し、実践的に取り組むことを目的として、平成15年10月、「九州地域戦略会議」を開催した。
九州の観光PR事業等は各県単独での取組が主流であり、九州一体となった広域観光推進が他の地域に比べ立ち後れた状況にあることなどから、同会議の最初の取組として、「官民一体となった広域観光の振興」を取り上げることとし、平成16年1月、同会議に「九州観光戦略委員会」を発足した。
同委員会において、「旅行先として九州を磨く戦略」等4つの戦略を柱とし、短期及び中・長期計画から構成された「九州観光戦略」を取りまとめ、同年10月に、同会議にて同戦略が了承されるとともに、「九州観光推進機構」の発足が承認された。
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