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平成18年度観光政策

第1章 訪日促進を中心とする国際観光交流促進のための戦略的取組

第1節 ビジット・ジャパン・キャンペーンを中心とした日本の魅力の戦略的なPR活動

1 ビジット・ジャパン・キャンペーン事業


平成18年の訪日外国人旅行者750万人を目標に、引き続き、関係省庁、国際観光振興機構(JNTO)、地方公共団体、関係団体、民間企業等が協力してビジット・ジャパン・キャンペーン事業を戦略的・効率的に行うこととする。
事業の実施に当たっては、キャンペーンの高度化を図り、既実施事業の客観評価に基づく効果の高い事業への集中化・重点化、自治体や地域の観光振興に取り組む民間を主体とした組織等と連携して地方の魅力のPRと誘客を行う地方連携事業の拡充等を図る。
なお、平成18年度は昨年度に引き続き、韓国、台湾、米国、中国、香港、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、カナダ、シンガポール、タイを重点市場と位置付け、より効果的なキャンペーンの実施を図る。
(1) 各重点市場ごとに旅行市場としての特性に応じて、以下の施策等を組み合わせて実施し、日本の観光、日本の魅力を徹底的にPRするとともに、日本への魅力的な旅行商品の造成を促進させるよう施策の実施を図る。
・魅力的な訪日旅行ツアー商品の造成支援(FIT訪日旅行造成支援事業等)
・海外メディアを活用した効果的な広告宣伝事業(日中観光交流年フォトコンテスト等)
・国際観光博覧会への出展及び商談会の実施(中国、韓国、ドイツ、米国等)
・ジャーナリストの訪日取材招請等メディアセールスの展開
・訪日旅行に関する十分な知識や経験を有する旅行エージェントの育成
・6言語のウェブサイト等でのキャンペーン情報の発信
・市場調査及び効果測定
(2) 事業の実施に当たって、以下のとおり、キャンペーンの高度化を図る。
・客観評価に基づく効果の高い事業への集中化・重点化
・日中観光交流年、日豪交流年、日本・シンガポール観光交流年を活用した交流事業
・訪日教育旅行誘致イベントの開催等を通じた青少年交流の促進、姉妹都市関係を生かした観光プロモーションの展開等姉妹都市交流の活性化
・国際会議、国際文化・スポーツイベント等を通じた観光交流の拡大
・地方の魅力のPRを行う地方連携事業の強化
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