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平成20年度観光の状況

第II部 平成20年度の観光の状況及び施策

第1章 観光の現状

第4節 宿泊旅行統計調査からみた都道府県の観光の状況



  1 宿泊者数の現状


  (1) 都道府県別延べ宿泊者数

平成20年の延べ宿泊者数は3億615万人泊であり、都道府県別延べ宿泊者数をみると、1位の東京都が3,676万人泊(12.0%)、2位の北海道が2,457万人泊(8.0%)、3位の大阪府が1,602万人泊(5.2%)で、上位3都道府県で全体の約1/4(25.3%)を占めている(図II-1-4-1)。

  (2) 都道府県別実宿泊者数

宿泊旅行統計調査では、平成20年から延べ宿泊者数だけでなく、実宿泊者数についても調査しており、平成20年の実宿泊者数は2億4,004万人泊であった。1位が東京都の2,520万人泊(10.5%)、2位が北海道の1,962万人泊(8.2%)、3位が大阪府の1,170万人泊(4.9%)となっており、上位3都道府県の順位は延べ宿泊者数と同様であったが、その3都道府県の占める割合(23.5%)は延べ宿泊者数と比べ小さくなった(図II-1-4-2)。
また、そのうち外国人実宿泊者数については1,459万人泊であった。1位が東京都の367万人泊(25.1%)、2位が北海道の177万人泊(12.1%)、3位が大阪府の170万人泊(11.6%)であり、上位3都道府県で全体の約半分(48.9%)を占めている(図II-1-4-3)。

  2 宿泊施設の定員稼働率の現状


  都道府県別定員稼働率

平成20年の全宿泊施設の定員稼働率(宿泊者数/総収容人数)は、全国平均で45.0%であった。大阪府及び東京都は年平均の定員稼働率が60%を超えている(図II-1-4-4)。

図II-1-4-1 都道府県別延べ宿泊者数(平成20年)



図II-1-4-2 都道府県別実宿泊者数(平成20年)



図II-1-4-3 都道府県別外国人実宿泊者数(平成20年)



図II-1-4-4 定員稼働率(平成20年)


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