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第II部 平成24年度に講じた施策(平成24年度施策)

第8章 観光旅行の促進のための環境の整備

第5節 新たな観光旅行の分野の開拓

2 各ニューツーリズムの推進



  (1) エコツーリズムの推進

 エコツーリズム推進法に基づき、2件の全体構想(慶良間地域エコツーリズム推進全体構想(沖縄県渡嘉敷村、座間味村)、谷川岳エコツーリズム推進全体構想(群馬県みなかみ町))の認定・周知、及びエコツーリズムに取り組む地域への支援、技術的助言、情報の収集、普及啓発・広報活動などを総合的に実施した。また、エコツーリズムによる地域活性化のための人材・プログラムづくりと施設整備を含む基盤づくりを一体的に実施した。

  (2) グリーン・ツーリズムの推進

 農山漁村における子どもの宿泊体験活動の促進やグリーン・ツーリズムの普及拡大を図るため、農山漁村を教育・観光などの場として活用する集落ぐるみの多様な都市農村交流や農山漁村における多様な主体によるボランティア活動等を促進する取組を支援するとともに、市民農園、交流拠点施設等の整備を推進した。また、都市と農山漁村の共生・対流に係る国民的な運動を推進した。

  (3) 文化観光の推進

 【再掲】第5章第2節6(2)

  (4) 産業観光の推進

 【再掲】第5章第2節6(6)

  (5) スポーツツーリズムの推進

 【再掲】第5章第2節6(7)

  (6) ファッション・食・映画・アニメ・山林・花等を観光資源としたニューツーリズムの推進

 酒蔵ツーリズム®(注)の一層の振興を図る観点から、有識者、酒造関係業界、関連業界、地方公共団体、国からなる「酒蔵ツーリズム推進協議会」が平成25年3月に発足し、関係者のネットワーク化、先進事例等の情報収集・提供などが進められた。また、その他のニューツーリズムについても、ロケ地を観光に活用したロケツーリズム等様々な取組が各地で推進されている。
 特色ある地域の産業やコンテンツ、伝統工芸品、食等の産業が業種横断的に連携し、国内外に魅力的な集客・交流サービスを具体化するために必要な集客・交流プログラムの企画開発・商品化を支援した。

(注) 
「酒蔵ツーリズム」は佐賀県鹿島市の登録商標

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