国土交通省メールマガジン (平成20年11月21日)
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2008/11/21 第46号
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◆新着情報[11月21日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
◆用語解説
○エコレールマーク
二酸化炭素(CO2)の排出量が、営業用トラック輸送に比べて「7分の1」
と環境にやさしいことから、物流手段をトラックから鉄道貨物輸送へ転換
させる取り組み「モーダルシフト」を進めています。
その一環として、商品が鉄道で運ばれてきたことが消費者に分かるように、
商品などにマークを表示する制度=『エコレールマーク』を実施しています。
平成20年11月現在、認定された商品は26件(31品目)、企業は47社です。
このマークを表示することにより、消費者に対し、環境に優しい鉄道貨物
輸送を知ってもらうこと、商品を購入することによって“小さなエコ”に貢
献していることを認識してもらう一方、企業にとっても、そういった環境問
題に積極的に取り組んでいることをPRできる、消費者と企業が一体となっ
た取り組みの推進を目指しています。
制度概要:
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200810/4.html
◆編集長だより
○「道路IR」
広報課長 渋谷 和久
毎年この時期になると、来年度の予算編成、税制改正等についての報道が
多くなります。8月末に各省庁が要求、要望を提出し、11月頃までに事務
的な折衝を通じてある程度の整理がされますが、重要な課題については、こ
れから年末にかけて、与党など政治の場で活発に議論がなされることになる
からです。
特に、道路特定財源の一般財源化に関する問題について、大きな関心が持
たれています。この問題について、金子国土交通大臣は、今朝の記者会見で、
「必要な道路は財源を確保しながら造るという新しい枠組みをつくるのが今
回の一般財源化に伴う課題。(現在の)道路特定財源約3兆3千億円が一般財
源として入ることになる。道路財源の中でのやりくりということではなく、
(色目のない一般財源の中で)国と地方の配分をどうするかを考えて頂いた方
がよいだろう」と説明されています。
国土交通省としても、来週26日には「社会資本整備審議会道路分科会」
の部会を開催し、新たな(道路)中期計画策定等に関するこれまでの作業状
況等をご報告する予定です。ちなみに、道路局では、ホームページに
「道路IRサイト」を設け、道路行政に関する各種評価書や、上記のような
審議会・委員会関係の情報を一覧的に見ることができるようにしています。
http://www.mlit.go.jp/road/ir/index.html
IR(Investor Relations)とは、企業が株主や投資家に対し、財務状況
など投資の判断に必要な情報を提供していくことをいいます。2001年に開設
したときには、「行政がIRという言葉を使うのは変」という意見もありま
したが、納税者の方々に「経営情報」を提供し、適切な評価をいただくこと
を目的としているものです。各地方整備局等のサイトにも開設しています。
道路問題に関心のある方、是非一度アクセスしてみてください。
ところで、先日の痛ましい事件を受けて、国土交通省がある合同庁舎3号
館等でも警備を強化しています。来訪される方にはご迷惑をおかけしますが、
ご理解とご協力をお願いします。