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2009/7/29 第209号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣会見要旨
・事務次官会見要旨
2国土交通セミナー
「海岸漂着危険物対応ガイドライン・海岸漂着危険物ハンドブック」
3募集してます
・国土交通省が行う業務に対するご意見、ご提案の募集
4お知らせ
・夏休み地理・地図のなんでも相談コーナー(国土地理院)
◆国土交通セミナー
○海岸漂着危険物対応ガイドライン・海岸漂着危険物ハンドブック
海岸の漂着ゴミは、海岸機能の低下や環境・景観の悪化など様々な問題を引
き起こしています。また、漂着ゴミの中には、使用済みの注射器やガスボンベ、
信号弾など危険物も確認されており、海岸利用者等が被害にあう危険性があり
ます。
一方、これらの危険物は、それぞれ対処方法が異なり、対処には慎重を要し
ますが、海岸を管理する都道府県等(「海岸管理者」といいます。)は、個々
の危険物の専門知識までは持っていないため、速やかな対応を行うためには、
危険物対応の手順をあらかじめ整理しておくことが必要です。
このため、農林水産省と共同で、海岸管理者向けに、「海岸漂着危険物対応
ガイドライン」「海岸漂着危険物ハンドブック」を作成しました。
「海岸漂着危険物ガイドライン」では、危険物による被害や対応にあたって
の混乱をできる限り少なくするよう、危険物が漂着したときに海岸管理者が行
うと想定される初動対応について、望ましいと考えられる対応方法や具体的な
対応事例を掲載しています。
<ガイドラインの主な内容>
1.漂着時の対応
第一報通報者への対応、現地確認の準備、現地の状況把握、専門家の要請、
海岸利用者・地域住民の安全確保について、海岸漂着危険物が漂着した時の一
連の対応をまとめています。
2.事前の対応
連携体制の構築、既往事例の情報収集整理、啓発のための広報、教育・訓練
について、漂着時に速やかに対応するために、事前の対応をまとめています。
3.参考資料
海岸漂着危険物の事例や海岸漂着危険物の対応事例を写真付きで紹介してい
ます。また、漂流・漂着ゴミに関連する補助金に関する情報も掲載しています。
また、「海岸漂着危険物ハンドブック」では、薬品・農薬・液体が入ってい
る容器(ポリタンク・ペットボトル・ビンなど)、高圧ガス、医療系廃棄物
(注射器・薬ビン・点滴パック)、火薬等(信号弾・発炎筒・マリンマーカー
・不発弾)、毒性のある生物の死体、ウミガメや鯨類(クジラ、イルカ)の
死体、鳥の死体について、危険性を子どもにもわかりやすいように写真と合わ
せて紹介しています。
今後は、本ガイドライン・ガイドブックを活用し、海岸漂着危険物への適切
で安全な対応を進めていただきたいと考えています。
◆お知らせ
○夏休み地理・地図のなんでも相談コーナー(国土地理院)
「地図と測量の科学館」では、地理・地図に関する疑問・質問にお答えする
相談窓口を下記のとおり開設しています。夏休みの宿題等で地理・地図に関す
る疑問・質問のある小・中学生の皆さん、どうぞご利用ください。