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2009/12/1 第292号
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◇目 次◇
1新着情報
・大臣発言(会見速報版)
・本日の報道発表
・副大臣会見要旨(11月25日)
・大臣政務官会見要旨(11月26日)
・人事異動(12月1日)
2地域情報スクエア
古き良き時代の町並み「小江戸川越」(埼玉県川越市)
3お知らせ
・12月1日から7日は「雪崩防災週間」です
◆地域情報スクエア
○古き良き時代の町並み「小江戸川越」(埼玉県川越市)
小江戸と称される埼玉県川越市は、今年の4月から9月まで放送されたNHK
連続テレビ小説「つばさ」で、埼玉県で初めて、朝ドラの舞台となり、一躍有
名になりました。
小江戸川越は、年間約500万人を超える人が訪れる観光名所で、古き良き
時代の町並みが残るスポットとして人気を集めています。
今回は小江戸川越の名所のうち、蔵造りゾーンと言われる川越市幸町を中心
に紹介したいと思います。
◆蔵造りの町並み
川越には「蔵造りの町並み」が今も残っています。「蔵造り」というのは、
貰い火を防ぐための防火建築のことで、江戸の町家形式として発達したものだ
そうです。東京では見られない江戸の面影をとどめています。平成11年12
月には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、平成19年1月には
「美しい日本の歴史的風土100選」に選ばれました。
◆時の鐘
寛永時代(1624年~44年)に建てられたものが最初といわれており、
現在の鐘楼は、明治26年に起きた川越大火の翌年に再建されたものだそうで
す。3層構造の塔で、高さ約16メートル。およそ350年もの間、暮らしに
欠かせない「時」を告げてきた川越のシンボルです。川越市のシンボルマーク
にも使用されています。
現在でも、午前6時・正午・午後3時・午後6時の1日4回鳴る鐘の音が、
小江戸川越の情緒をたっぷりと味合わせてくれます。そしてこの音色を響かせ
る「時の鐘」は、平成8年6月環境庁(当時)の残したい「日本の音風景百選」
に選ばれました。
◆菓子屋横丁
「菓子屋横丁」では、明治初期から菓子を製造していましたが、関東大震災
で被害を受けた東京に代わって駄菓子を製造供給するようになり、昭和初期に
は70軒ほどのお店が軒を連ねていたそうです。
現在は10数軒の店舗ですが、それぞれ城下町川越の下町的雰囲気をかもし
出しています。昔ながらの駄菓子は、懐かしさを求め、多くの人が訪れていま
す。
菓子屋横丁に漂う素朴で懐かしい香りは、平成13年11月に環境省の「か
おり風景100選」に選ばれました。
毎年10月に行われる川越祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されてお
り、毎年盛大に開催されています。川越は、新宿や渋谷などの都心から電車
1本でアクセスできるので、首都圏に観光に来られた際には、是非、一度「小
江戸川越」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
◆お知らせ
○12月1日から7日は「雪崩防災週間」です
日本は、世界でも有数の雪の多い国で、国土の半分以上に当たる24道
府県の地域が豪雪地帯に指定され、全国には約21,000箇所の雪崩危険箇所
があります。
集落における雪崩災害から人命を保護するため、国土交通省では、雪崩
防止施設を整備するとともに、雪崩が頻発する地域においては、雪崩監視
装置の設置や警戒避難体制の整備等の対策を実施しているところです。
期間中、雪崩防災に関する普及・啓発のPRのほか、雪崩危険箇所や雪
崩防止施設の点検調査を実施。また、地域住民のみならず、行政・関連機
関の取り組みをPRし、国民の理解と関心を高めるため、毎年シンポジウ
ムを開催しています。今年度は翌年1/28~1/29に栃木県日光市において
「雪と共にある国際観光地 ~地域の安全とブランドを守るために~」を
テーマにシンポジウム開催予定です。