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国土交通省Q&A

国土交通省(こくどこうつうしょう)Q&A(きゅーあんどえー)

河川(かせん)・ダム

 Q1 川の環境を良くするためにどのような取り組みを行っていますか?
 Q2 河川の土や石を無断で持っていってもいいですか?
 Q3 河川が氾濫(はんらん)したときの対策はありますか?
 Q4 地下街に水が入らないようにするための対策はありますか?

 川の環境を良くするためにどのような取り組みを行っていますか?

 

 河川の河口から上流にかけて、河川全体の自然の営みを視野に入れ、地域の人々の暮らしや歴史・文化との調和にも配慮して、河川がもともと持っている生物が生息する・生育する・繁殖する環境や多様な河川の景観などを保全する・創出するよう、河川全体の管理を行うための川づくりとして、多自然川づくりに取り組んでいます。

 

 

 河川の土や石を無断で持っていってもいいですか?

 

 川は国や県などが管理をしているので、そこにある土や石を持っていくには、国や県に了解(許可)をもらわなければなりません。ただし、量が少しであれば、持って帰っても大丈夫です。

 

 河川が氾濫(はんらん)したときの対策はありますか?

 

 河川の氾濫(はんらん)に対しては、安全な場所に避難することが最も重要です。
 河川が氾濫(はんらん)してからの避難は大変危険ですので、大雨により付近を流れる河川の水位が上がっている場合には、早めに避難する必要があります。
 また、安全な避難を行うためには、事前に洪水ハザードマップ(河川が氾濫した際に住宅地などに流れてくる水の深さを示した地図)などを活用して、避難場所、避難経路を確認しておくことが重要です。

 

参考ページ: 国土交通省ハザードマップポータルサイト(https://disaportal.gsi.go.jp/)

 地下街に水が入らないようにするための対策はありますか?

 

 近年、台風や集中豪雨等により、都市部では、河川や下水道から溢れた雨水が低地に集まり、そこにある地下街等の地下施設が浸水することにより重大な被害が発生しています。
 地下街の浸水対策としては、出入り口などの前面を、周辺より高くする「マウンドアップ」、出入り口などの全面に設置する「防水板」「防水扉」、出入り口などの全面に土のうを設置するなどの対策があります。
 地下街、ビルの地下、地下駐車場、地下鉄、地下通路などで結ばれた広い地下空間は、地表に比べ気象状況の把握が困難であり、短時間の集中豪雨などでも浸水する可能性があるため十分な注意が必要です。早めに地上に避難することや、上記の浸水対策を行うことが必要です。

 

 

参考ページ: 地下空間の浸水対策(http://www.mlit.go.jp/river/bousai/main/saigai/jouhou/jieisuibou/bousai-gensai-suibou01.html)

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