災害時の情報収集をどのような方法で行っていますか? |
国土交通省での災害時の情報収集・伝達方法をご紹介します。 国土交通省では、災害が発生した場合には、災害が発生している地方にある国土交通省の地方支分部局や鉄道会社や高速道路会社などの会社を通じて所管施設や交通機関等の情報、つまり、道路、線路、駅、港、空港などの被害情報や、交通機関の運行情報などを収集しています。 そして、関係する他の省庁や地方公共団体などと共有したり、ホームページなどを通じて皆さんにお知らせをしたりしています。 情報の収集にあたっては、被害の発生の有無、被害がどれくらいの規模なのかを早急に把握することに努め、被害の拡大防止や交通の確保、被災した施設の応急的な復旧に役立てています。 |
参考ページ: 国土交通省防災情報ホームページ(http://www.mlit.go.jp/saigai/index.html)
大きな災害が発生した場合、 他にどのようなところと協力して仕事をしていますか? |
大きな災害が発生した場合、自衛隊や警察、消防の方々と協力して仕事をしてます。彼らは、人命救助のために、多くの隊員や機械を被害にあった地域に派遣します。その移動の際、土砂崩れなどで道などが通れなかったら、被害の発生した場所に入っていけません。 そこで、国土交通省は被害にあった地域に駆け付けて、壊れた道路などを早急になおします。どの道路が壊れているか、壊れた道路がいつ通れるようになったか、といった情報は全て国土交通省の本省に集まってから首相官邸に報告します。これらの情報は、一緒に仕事しているたくさんの人たちにもきちんと伝わります。 国土交通省は、道路だけではなく、川の堤防やダム、港などの施設についても、災害で壊れたときには早急に直します。そうすることで、自衛隊や警察、消防の方々が救助活動をしやすくなります。また、住民の方々にとっても、早く元の普通の生活に戻ることが出来るのです。 |
参考ページ: TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)(http://www.mlit.go.jp/river/bousai/pch-tec/index.html)
大規模な地震や水害が発生したとき、 地域の住民はどのような行動をとれば良いのですか? |
大規模な地震が発生すると、都市部では車の渋滞や電車の運行停止などが発生し、多くの人々が家に帰れなくなることが予想されます。そのため、大規模な地震が発生したら、まずは自分の身の安全を確保するために、安全な場所で待機することが大事です。 また、大雨が降ったときには大規模な水害が発生するおそれがあります。雨の量や河川の水位などの情報に注意し、危ないと思ったら自主的に避難することが大事です。 |
参考ページ:国土の防災ライブラリ ~そなえる つたえる ひろがる~(http://www.mlit.go.jp/river/bousai/library/index.html)