4.12.1.2.1 トンネルモデル(LOD1)の概要

トンネルモデル(LOD1)では、トンネルの形状を、立体により表現する。

トンネルモデル(LOD1)の取得イメージを4-550に示す。

4-550 — トンネルモデル(LOD1)の取得イメージ

LOD1

取得例

説明

トンネルの場合は、トンネルの坑口を含めた外周に一律の高さで上向きに押し出した立体として表現する。
一律の高さは、トンネルの最も低い高さから最も高い高さまでとする。
トンネル内部が傾斜している場合は、その標高差によりトンネルの形状が実際の形状と乖離する。
そのため、ユースケースの必要に応じて、トンネルをTunnelPartに区切り、区切った区間ごとに一律の高さを押し出すことで、より実際に近い形状で表現できる。

地下横断歩道の場合は、地下横断歩道の外周に、路面の高さから一律の高さ(設計図や竣工図に示された構造物の深さ)で下向きに押し出した立体として表現する。
地下横断歩道内部が傾斜している場合は、その標高差により地下横断歩道の形状が実際の形状と乖離する。
そのため、ユースケースの必要に応じて、地下横断歩道をTunnelPartに区切り、区切った区間ごとに一律の高さを押し出すことで、より実際に近い形状で表現できる。
なお、地下横断歩道の出入口に、防風・雨・雪及び採光を目的として設けられた建屋は、都市設備(frn:CityFurniture)として取得する。