6.4.5.7 三次元点群データのフォルダ構成

三次元点群データは、地物を格納するフォルダの直下にサブフォルダを作成し、その中に格納する。

  • 建築物の壁面・屋根面や建築物、道路等に対応する三次元点群データは、それぞれの地物を格納する3D都市モデルのファイルを格納するフォルダ(例:建築物の場合は、「bldg」)の直下にサブフォルダを作成し、その中に格納する。

  • サブフォルダは、3D都市モデルのファイル単位に作成する。3D都市モデルのファイルから参照する全ての三次元点群データは、このファイルに対応するサブフォルダに格納すること。

  • サブフォルダの名称は、[メッシュコード]_[地物型]_[CRS]_[オプション]_pointcloudとする。 [メッシュコード]、[地物型]、[CRS]及び[オプション]は、これに対応する3D都市モデルのファイル名と一致させる。

    • 3D都市モデルのファイル名に[オプション]が含まれない場合は、_[オプション]は、省略する。

    • なお、オープンデータ用3D都市モデルの三次元点群データを格納するサブフォルダの名称に、_opは不要とする。

      1

      市町村用3D都市モデルのファイル(53394610_bldg_6697.gml)に対応する三次元点群データのサブフォルダ名称の例

      53394610_bldg_6697_ pointcloud

      2

      オープンデータ用3D都市モデルのファイル(53394610_bldg_6697_op.gml)に対応する三次元点群データのサブフォルダ名称の例

      53394610_bldg_6697_ pointcloud

  • ポイントクラウドの記述は、V.3ポイントクラウドマッピングのための拡張プロファイルに従い、相対パスで記述すること。

  • 3D都市モデルのファイルから、これに対応する三次元点群データを格納するフォルダ以外のフォルダ(ファイル名に含まれるメッシュコードが異なるフォルダ)に格納した三次元点群データを参照してはならない。

三次元点群データを格納するためのフォルダ構成の例を6-38に示す。6-38は、建築物に使用する三次元点群データのフォルダ構成である。

6-38 — 三次元点群データのためのフォルダ構成(建築物の場合)

フォルダ構成

フォルダ名

フォルダの説明

bldg

建築物、建築物部分、建築物付属物及びこれらの境界面を格納するフォルダ。
建築物等のファイルは、基準地域メッシュ(第3次地域区画、一辺の長さ約1km)単位に作成される。

[メッシュコード]_[地物型]_[CRS]_[オプション]_pointcloud

建築物等のファイルごとに作成される、三次元点群データの格納フォルダ。