C.5.2.2 bldg:WallSurface
bldg:WallSurfaceは、外壁面を記述するために使用する地物型である。
ID |
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主題 | 妥当な建築物データセットの要件 |
分類 | |
条文 | 方位が異なっていたり、構造上分割されたりする外壁面は、それぞれをbldg:WallSurfaceとして分けて記述する。 |
bldg:WallSurfaceの空間属性(bldg:lod2MultiSurface)の型はgml:MultiSurface(曲面の集まり)である。そのため、一棟の建築物の全ての外壁面を一つのgml:MultiSurfaceとして記述することは幾何オブジェクトとしては間違いではない。ただし、一棟の建築物の全ての外壁面を一つの外壁面として記述することが、LOD3以上のデータとの連携や他のユースケースへの活用の支障になると想定されるため、標準製品仕様書では一棟の建築物の外壁面を、方位等により区分し、それぞれをbldg:WallSurfaceとして記述することとしている(図C-24)。