M.10.1.5.2 作業手順(トンネル、カルバート、シェッド、シェルター)
トンネルモデル(LOD3)に対し、内部形状を作成する。
トンネルの場合、地質平面・縦断図から各測点間の設計パターン(断面形状)を特定し、標準断面図から壁の厚さ及び底面の厚さを取得する。取得した壁の厚さや底面の厚さから内部形状を形成する。
なお、点群データにて内部形状の取得が可能な場合はMMS点群を用いて内部形状を作成してもよい。トンネル内部の消火設備等を格納する凹部である箱抜部は表現しない。
カルバート、シェッド及びシェルターの場合、一般図又は点群データより内部形状を作成する。a)の内部形状の境界面をCeilingSurface、InteriorWallSurface、FloorSurface、ClosureSurfaceに区分する。
ただし、CeilingSurface及びFloorSurfaceがInteriorWallSurfaceと区別できない場合は、全てInteriorWallSurfaceとして区分する。図M-30 — LOD4の境界面の区分イメージ(シェッド及びシェルター)
トンネルモデル(LOD4.0)の作成例を図M-31及び図M-32に示す。