P.5.3 繰り返しオブジェクトの実装例
図P-6は繰り返しオブジェクトの実装イメージである。給水栓などの設備(uro:Appurtenance)は、製品化されており、同じ型番の場合は形状も同じである。そこで、同じ製品が適用されている設備unf_01とurf_02については、幾何オブジェクトを作成せず、繰り返しオブジェクトを使用し、別途OBJ形式で作成されたプロトタイプモデル(appurtenance01.obj)を参照するとともに、実際に配置したい場所(core:referencePoint)を平面直角座標によりもつ。
二つの設備は、参照点しか測地座標をもたないが、プロトタイプモデルの各点に変換行列を乗じ、得られた各点の座標値に対して参照点の座標値を加えることで、実際の形状を得ることができる。