時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は当研究所の業務に多大なご高配を賜り、厚くお礼申し
上げます。
さて、このたび当研究所では下記の通り国際セミナーを開催致しますので、ご案内申し上げます。国土交通等の行政関係者やこの分野にご関心をお持ちの一般
の方々を対象としておりますので、多数の皆様のご参加をお待ちしております。
【テーマ】 「モビリティ・マネジメントに関する国際セミナー −通勤から始める環境対策−」
本年2月16日に発効した京都議定書に基づく我が国二酸化炭素排出量削減目標を達成するためには、排出量の
約2割を占める運輸部門全体からの排出量抑制について更なる努力を要する状況にあります。
とりわけ運輸部門全体からの二酸化炭素排出量は、低燃費車・低公害車の開発・普及等の効果もあり全体として抑制傾向を示しているものの、排出量の約5割
の発生源が自家用自動車となっていることから、これらへの対策が急務となっております。
このためには交通サービスの供給者である交通事業者が更なる公共交通のサービス向上に取り組むとともに、企業や各家庭の一人一人が自家用自動車から公共
交通への利用転換を進めるなど交通サービスの需要者側における取り組みも重要となっております。
モビリティ・マネジメントとは、人々の考え方や行動を環境的に持続可能な交通手段の利用に向けて変化させるため、必要な支援を提供し、奨励していく考え
方で、諸外国、特にヨーロッパ諸国において進んでおります。
国土交通政策研究所では、モビリティ・マネジメントについて昨年度より研究を進めており、このたびOECD(経済協力開発機構)/ECMT(欧州運輸大
臣会議)共同交通研究センター(JOINT TRANSPORT RESEARCH CENTER)と共同でセミナーを開催することとなりました。
このセミナーにより多くの皆様にご参加いただき、運輸部門の地球環境問題について考えていただく機会となることを期待しております。
【プログラム】
13:30 受付開始
14:00 開演、主催者挨拶
14:30 講演 「モビリティ・マネジメントの概要【企業の役割等】(予定)」
Thomas Rye (Napier University教授)
15:10 講演 「モビリティ・マネジメント クルマと公共交通の「かしこい」使い方を考えるための交通施策
藤井 聡 (東京工業大学助教授)
15:50 講演 「モビリティ・マネジメントを進めるための政策手段、具体例、その効果等(予定)」
Roberto De Tommasi (Synergo コンサルタント)
16:30 休憩
17:00 パネルディスカッション
議事進行 谷口 守 (岡山大学教授)
パネリスト Thomas Rye (Napier University教授)
Philippe Crist (JTRC Administrator)
Roberto De
Tommasi (Synergo コンサルタント)
トヨタ自動車
日立マクセル
国土交通省
【日 時】
平成17年11月7日(月) 14:00〜
【場 所】
グランドアーク半蔵門
〒102−0092 東京都千代田区隼町1番1号
交通
地下鉄半蔵門線「半蔵門駅」1番出口より徒歩約2分
地下鉄有楽町線「麹町駅」1番出口より徒歩約7分
東京駅よりタクシーにて約10分
案内図はこちら
【参加要領】
社(団体)名、部署・役職名、氏名、電話番号を明記した、
e-Mail(oota-t2pz@mlit.go.jp)もしくは
参加申込書をプリ ントアウトして必要事項をご記入の上、FAXにてお申し込みください
【その他】
・入場料は無料です。
先着順に定員200名で締め切りとさせていただきます。
・参加確認証等は発行致しませんので、予めご了承ください。
・当日はお名刺を一枚頂戴致しますので、ご用意ください。
【お問い合わせ】
TEL:03−5253−8816(担当:齊藤・太田)
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