● 国土交通政策研究所の研究成果(中国進出中小物流事業者に関する調査研究及び運輸企業の
安全マネジメント手法に関する調査研究)の公表について
(2013年8月2日)
国土交通政策研究所では、以下の研究報告書を取りまとめましたので公表いたします。
国土交通政策研究 第108号
「中国に進出している中小物流事業者の実態に関する調査研究」の公表について
−中国に進出した中小物流事業者の事業展開プロセスを初めて分析−
中国では著しい経済発展を背景に物流需要が増加し続けており、高品質・高付加価値物流の技術やノウハウを持った我が国物流事業者にとって、魅力的な市場となっています。しかしながら、我が国物流事業者の中国市場展開に関する情報はまだ十分とはいえず、特に中小の物流事業者に特化して中国進出実態を調査・分析した例はこれまでにありません。
国土交通政策研究所では、中小企業が大半を占める我が国物流事業者による海外展開の側面支援として、海外展開の検討を円滑に進める上での一助として頂くべく、我が国中小物流事業者の中国展開の実態や現地事業のマネジメントに関する情報について、アンケート及びヒアリング調査により把握し、報告書にとりまとめました。
1.プレスリリース(pdf:121KB)
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国土交通政策研究 第109号
「運輸企業の組織的安全マネジメント手法に関する調査研究」の公表について
−経営者と現場の意識ギャップなど運輸事業者の安全風土が測れます−
当研究所では、「運輸安全マネジメント制度」を踏まえ、輸送の安全確保のみならず、労働災害等も含めた業務遂行上の安全リスクを、組織として管理するノウハウ(組織的安全マネジメント手法)について広く他の産業分野における取り組みも含めて調査・分析を行ってきました。
その成果として今般、経営者層の安全に対する考え方や取り組みが現場の従業員に至るまでどの程度浸透しているか、経営者層・管理職層・現業職層にどの程度安全意識のギャップがあるか等を運輸事業者自らが測り、その結果を活用して改善に結びつけるための、安全に関する企業風土測定ツール(「安全に関するアンケート調査票」・「安全アンケート実施・分析マニュアル」・「安全アンケート集計システム」)を開発し、その開発経緯、妥当性の検証結果及び当ツールを活用した事業者の分析について、大学教授等学識経験者のアドバイスも踏まえて、研究報告書としてとりまとめましたので公表致します。報告書をとりまとめる過程において、当ツールを活用し実際の改善に繋げた事業者もいるなど、充実した内容となっております。
1.プレスリリース(pdf:118KB)
2.概要(pdf:184KB)
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