令和5年3月31日

一般社団法人　日本建設業連合会（以下「日建連」という。）と地方整備局等との間で行われた令和４年度の公共工事の諸課題に関する意見交換会において、日建連から公共建築工事関係のテーマがあげられたことを踏まえ、日建連と国土交通省官庁営繕部との間で意見交換を行い、その成果及び令和５年度における取組をまとめましたので、公表いたします。

１．公共建築工事関係の意見交換のテーマ
○適切な公共工事の実施
・地方公共団体発注の建築工事における設計図書の適正化等
 
２．令和４年度の意見交換の成果
日建連から提示された改善イメージを踏まえつつ、官庁営繕部において、国土交通省発注の営繕工事の生産性向上に向けた関係者間調整の円滑化のために営繕事業の各段階において発注者として実施する事項として、設計段階における設計条件の明示、適切な設計図書の作成に向けた取組み等を再整理し、地方整備局等へ周知するとともにホームページ（※）において公表しました。
（※）https://www.mlit.go.jp/report/press/eizen04_hh_000035.html
 
３．令和５年度の取組
官庁営繕部における取組みを公共建築工事の発注者にも参考としていただくため、会議等を通じて地方公共団体への情報提供を実施する予定です。
 
また、公共建築工事における働き方改革、生産性向上の促進等について、継続的に関連業界団体と意見交換を実施していく予定です。