平成23年4月15日
近年、自動車の安全・環境性能の向上に伴い、電子制御による新技術の利用が広まっています。この優れた性能を維持するためには、適切な点検整備を行うことが重要であり、故障を診断し必要な整備が効果的に行える汎用型のスキャンツール(外部故障診断装置)の普及が求められています。
このため、国土交通省では、昨年7月より、「汎用スキャンツール普及検討会(座長:須田義大 東京大学 先進モビリティ研究センター長)」を開催し、その普及方策について検討を進めてきました。
今般、検討の結果、汎用スキャンツールの標準仕様、普及促進策等を報告書としてとりまとめましたのでお知らせします。今後は、その普及に向け、スキャンツール試作機の製作等を進めていく予定です。
なお、報告書については、国土交通省ホームページに公表しています。