令和3年7月30日
1.特別積合せ貨物
(1)輸送トン数の概況
調査対象24社の本月の輸送量は、4,976千トン(前月比87.6%(季節調整済み100.3%)、前年同月比109.2%)であった。 平均稼働日数は21.7日(前月に比べて2.3日減少、前年同月に比べて0.1日減少)、稼動1日当たりの輸送量は、229千トン(前月比96.9%、前年同月比109.7%)であった。
(2)宅配便の概況
調査対象14社の本月の宅配便貨物の取り扱い個数は、375,965千個(前月比97.1%(季節調整済み98.9%、)前年同月比98.6%)であった。
(3)品目別及び地域別増減状況
調査対象25社における品目別及び地域別輸送状況について、主な増減要因は、以下のとおりであった。
品目別では、「金属製品」、「化学工業品」、「繊維工業品」及び「日用品」で2ヶ月連続の減少となった。地域別では、「北陸信越」、「近畿地方」及び「中国」で2ヶ月連続の減少となった。
a.前月との比較
〇品目別
工場・生産地からの貨物減がすべての品目で、商社・問屋から出る貨物減が「日用品」で、倉庫から出る貨物減が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」及び「繊維工業品」で、季節的需要減が「繊維工業品」、「食料工業品」、「日用品」及び「宅配便」で見られた。
〇地域別
「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「近畿地方」及び「中国」で貨物減となっている。
b.前年同月との比較
〇品目別
工場・生産地からの貨物増が「農水産品」以外のすべての品目で、商社・問屋からの貨物増が「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」及び「日用品」で、景気の影響による貨物増が「日用品」で見られた。
〇地域別
「関東地方」、「中部地方」、「近畿地方」及び「中国」で貨物増となっている。
2.一般貨物
(1)地方運輸局等別輸送状況
全国の一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者756社/調査対象事業者数987社)の輸送量は、前月比92.3%、前年同月比106.1%であった。
公表資料(PDF形式:1026KB)
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