平成31年3月7日

海事局では、「海事観光」の一環として、プレジャーボートの利用拡大、沿岸地域観光の推進等につながることを期待し、プレジャーボート等によるクルーズ観光のモデルルートとなる「マリンチック街道」を昨年１２月より募集いたしました。 　今般新たに１１ルートを選定し、「マリンチック街道」は既存の５ルートに加えて計１６ルートとなりました。 　この追加により、マリンチック街道が多くの地域に展開されることとなり、プレジャーボート等によるクルージングをはじめ、沿岸地域観光の発展につながることを期待しております。

　海事局では、「海」や「船」がもっと「楽しく身近な存在」になるよう「C to Seaプロジェクト」を推進しています。また、海事観光を推進するため、昨年９月に設置された「海事観光戦略実行推進本部」においても様々な検討がなされています。
　これらの取組みの一環として、国内外の旅行者等が気軽にプレジャーボートを楽しむことができる「マリンチック街道」をより多くの地域に展開することを目指し、昨年１２月より広く一般の方々より新ルートを募集しました。
　その結果、今般、宮古、東京・夢の島、富山湾、知多、伊勢湾、神戸・西宮、神戸・淡路、竹原、三豊、新居浜、長崎」の１１ルートを新たに選定しました。
　なお、これら１１のルートについては、本日から開催されている「ジャパンインターナショナルボートショー２０１９」における「マリンチック街道認定セレモニー」でも発表されました。

○マリンチック街道HP：http://www.mlit.go.jp/maritime/marintik.html

 「マリンチック街道」とは…
　プレジャーボート等によるクルージングに、海の駅等に寄港・上陸して近郊の観光地やグルメスポット等を巡るという要素を加えたモデルルートの通称であり、この普及により、従来のプレジャーボートユーザーだけでなく、旅行者やグルメ愛好家等の幅広い方々も安全かつ気軽にクルージングを楽しむことができるものと考えています。昨年、「小樽」、「横浜」、「広島」、「福岡」、「天草」の５つのルートを選定しました。


 

「海の駅」を出発！	海上からの風景	海辺のレストランでランチ