平成28年12月1日
我が国の周辺では、毎年2,000隻以上の船舶事故が発生しており、そのうち7割以上を小型船舶の事故が占めています。国土交通省では、他船の接近を警告する機能や、危険海域の接近を警告する機能を持つスマートフォンアプリを普及させ、小型船舶の事故を未然に防止することを目的として、「スマートフォンを活用した船舶事故防止分科会」を開催しています。
12月1日に開催した第2回分科会では、海上実験の方法を検討し、12月14日から16日に行うことを決定しました。
【期 間】 平成28年12月14日~16日
【場 所】 東京湾ディズニーリゾート沖
【使用船舶】東京海洋大学 調査・研究船「やよい」(19トン、全長18m、定員40名)
日本小型船舶検査機構 業務用艇「FAIR WIND Ⅱ」(5トン、全長8m、定員10名)
【実験内容】
[1] 2隻の船を近づけて、スマートフォンアプリからの接近警告のタイミングを検証
[2] 危険海域に船を接近させて、スマートフォンアプリからの接近警告のタイミングを検証
[3] 通信頻度を変えて、スマートフォンアプリの安全性への影響を検証
※実験に参加する複数社のアプリを使用して実験を行います。
○議事次第
○委員名簿
○資料1:船舶におけるスマートフォンアプリ活用のためのガイドライン(たたき台)
○資料2:小型船用スマートフォンアプリ基本的仕様検討実験の概要
○資料3:日本無線株式會社 資料
○資料4:富士通株式会社 資料
○資料5:株式会社ブリスコラ 資料
○資料6:海上実験への参加について
○資料7:船上におけるスマートフォンの使い方について
○資料8:船上におけるスマホの使い方ガイドブック(案)
○資料9:今後の予定
※「資料6:海上実験への参加について」は、分科会の中で委員に対して参加を求めるために使用したものです。
一般の方の実験への参加を募集するものではありません。
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