報道・広報

錨泊中の船舶へLNG燃料補給ができるようLNGバンカリングガイドラインが改定されました
~安全かつ円滑なLNG燃料補給の実施に向けて~

令和7年3月27日

 

 「LNG移送のオペレーションガイドライン・マニュアル」(LNGバンカリングガイドライン)が改定され、錨泊中のLNG燃料船への燃料補給(バンカリング)の条件が追加されました。

 世界的なLNG燃料船の建造及び我が国への入港増加が見込まれる中、海運事業者のニーズを踏まえ、錨泊中
のLNG燃料船への燃料補給(バンカリング)を可能とすべく、有識者、業界関係者および関係省庁からなる「L
NG燃料の夜間・錨泊中のバンカリング実施に向けた検討委員会」を設置し、2013年6月に策定したLNGバンカ
リングガイドラインへの条件追加が行われました。
 見直しにあたっては、LNG燃料船とバンカー船の動揺シミュレーションにより、安全にバンカリングができる
風速・波高等を検討し、ガイドラインに、錨泊中にバンカリングを行う場合の条件が新たに追加されました。
 これにより、LNGバンカリングが安全かつ円滑に実施され、LNG燃料船の普及が促進されることが期待されま
す。
 国土交通省では、海運業界のカーボンニュートラルに向けた取組を引き続き進めてまいります。
 ※錨を使用して船舶を停泊させている状態
 
【錨泊中にバンカリングを行う場合の主な条件】※参考資料1を参照
 ○気象海象条件(風速5m/sec以下、波高1m以下、視程500m以上を全て満足すること)
 ○その他の注意事項(係留索の長さや張力をできる限り均等にしてバランスを取ること、周囲の船への注意喚起、
  係留索の監視等)
 
  LNGバンカリングガイドライン:
   https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk6_000002.html
  LNGバンカリングガイドラインの改訂に向けた検討:
   https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk7_000055.html
 

お問い合わせ先

国土交通省海事局海洋・環境政策課 伊藤、齊藤
TEL:03-5253-8111 (内線43-902、43-934) 直通 03-5253-8614

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る