報道・広報

国産『空飛ぶクルマ』の実用化が前進
~我が国初となる空飛ぶクルマの型式証明申請を本日受け付けました~

令和3年10月29日

  本日、国土交通省では、(株)SkyDrive (本社:東京都)が開発中の“空飛ぶクルマ“について、航空法に基づく型式証明申請を同社より受け付けました。”空飛ぶクルマ”としての型式証明申請は、我が国初となります。国土交通省としては、今後、開発の進捗に合わせて、航空機の安全性及び環境適合性に係る審査を適切に進めることとしております。
※1 型式証明とは、機体の設計が安全性及び環境適合性に関する基準に適合することを国が
  審査し、及び検査する制度。
国は、機体の開発と並行して審査及び検査を行う。


〇背景  空飛ぶクルマは、都市の渋滞を避けた通勤、通学や通園、離島や山間部での新しい移
      動手段、災害時の救急搬送や迅速な物資輸送などの新たな交通手段として期待される
             次世代の航空モビリティであり、政府では、「空の移動革命に向けた官民協議会」を設け、
             これまでに「空の移動革命に向けたロードマップ」を取りまとめるとともに、事業者による
             ビジネスモデルの提示や、飛行の安全性の確保等に向けた環境整備を行っているとこ
              ろです。
〇概要  愛知県豊田市に開発拠点を設ける(株)SkyDrive において開発が進められている電動・垂
      直離着陸型の航空機、いわゆる“空飛ぶクルマ”について、本日同社より国土交通省に
             対して航空法に基づく型式証明の申請が行われ、同日付けでこれを受理しました。“空
             飛ぶクルマ”としての型式証明の申請は、我が国初となります。
             国土交通省としては、今後、開発の進捗に合わせて、航空機技術審査センター(所在
             地:愛知県西春日井郡)を中心に航空機の設計・製造過程等に係る型式証明審査を適
             切に進めることとしております。

■ (株)SkyDrive の概要
設立 2018 年
所在地 東京都新宿区(本社)/愛知県豊田市足助地区(開発拠点)
代表 代表取締役CEO 福澤 知浩
事業内容 eVTOL 機(※2)の開発や産業用ドローン等の開発/設計/製造/販売
※2 電動・垂直離着陸型の機体

■参考
空の移動革命に向けた官民協議会
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk2_000007.html
空の移動革命に向けたロードマップ
http://www.mlit.go.jp/common/001266909.pdf

お問い合わせ先

(空飛ぶクルマ全般に関すること) 国土交通省 航空局 次世代航空モビリティ企画室 江口、小御門
TEL:03-5253-8111 (内線48-160、50-158) 直通 03-5253-8615
(型式証明に関すること) 国土交通省 航空局 航空局航空機安全課 吉村、松村
TEL:03-5253-8111 (内線50-241、50-209) 直通 03-5253-8735

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