報道・広報

ボーイング787型機に対する耐空性改善通報の発行について(エチオピア航空事案関連)

平成25年7月26日

 12日(英国時間)、エチオピア航空のボーイング787型機が、ロンドン・ヒースロー空港において駐機中、胴体後方の上部が熱損傷する事案が発生しました。
 本事案を調査している英国の事故調査当局は、18日(英国時間)、ハネウェル社(カナダ)製の固定型の航空機用救命無線機(ELT)に内蔵されたリチウムマンガン電池に損傷を確認したと公表し、米国連邦航空局(FAA)に対し、安全勧告を行ったところです。
 本日、FAAは、米国の運航者に対し、ボーイング787型機の当該ELTについて、点検又は取卸しのいずれかの措置を求める耐空性改善命令(AD)を発行しました。
 これを受け、国土交通省としても、本日17時、我が国の同型機の運航者に対し、同様の内容を指示する耐空性改善通報を発行しましたのでお知らせします。
 また、同社製の固定式のELTを搭載した他型式の航空機についても、運航者に対し、自主的な点検の実施を検討するよう指示しています。
 なお、我が国においては、航空法の規定により、我が国空域を運航する国内外の航空会社に対し、固定式のELTの搭載を義務付けておりますが、今般の勧告を受け、19日、運航者が当該ELTを取卸すことができるよう、搭載義務付けを除外するための告示改正を実施しています。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

耐空性改善通報(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

(耐空性改善通報等関連)航空局安全部航空機安全課 小西
TEL:(03)5253-8111 (内線50202) 直通 03-5253-8735
(耐空性改善通報等関連)航空局安全部航空事業安全室 清水
TEL:(03)5253-8111 (内線50145) 直通 03-5253-8731
(告示改正関連)航空局安全部運航安全課 木内、久保
TEL:(03)5253-8111 (内線50104、50111) 直通 03-5253-8737

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