令和2年3月13日
空港における顔認証技術を活用したOne IDサービスの導入に向けて、顔画像等の個人データの取扱いに係るガイドブックを取りまとめましたので公表します。
現在、空港における旅客手続きの円滑化に資する取り組みの一つとして、成田空港、羽田空港において、顔認証技術を用いた搭乗手続きである「One IDサービス(※)」の導入準備が進められております。
One IDサービスは、顔画像情報という生体情報を活用するため、事業者は個人データの取扱いについて特に厳格に管理することが求められることから、国土交通省航空局では、令和元年10月に有識者や関係機関で構成される「One ID導入に向けた個人データの取扱検討会」を設置して議論を進めてきました。
この度、事業者が本サービスを導入するにあたって、個人データの取扱いにおいて配慮すべき事項について、ガイドブックとして取りまとめましたので公表します。
本ガイドブックは、One IDサービスを導入する際にシステム構築や旅客とのコミュニケーション体制を検討するにあたり、参考となる考え方を示すものであり、これにより、成田空港、羽田空港を含めた国内空港におけるOne IDサービスの導入が期待されます。
※One IDサービスは、国際線の出発手続きにおいて、従来、人の目で行われていた本人確認を顔認証による個人識別技術を活用して行うことにより、各手続きで搭乗券やパスポートを提示することが不要となり、“顔パス”で通過できることから、ストレスフリーな旅行環境の実現に向けた空港内の搭乗手続きの円滑化を目的として導入を進めているものです。
☆One ID導入に向けた個人データの取扱検討会についてはこちら
「空港での顔認証技術を活用したOne IDサービスにおける個人データの取扱いに関するガイドブック」を策定しました。(PDF形式)
空港での顔認証技術を活用したOne IDサービスにおける個人データの取扱いに関するガイドブック(概要)(PDF形式)
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