令和7年5月30日
水害サミットは、激甚な水害を経験した全国の市町村長が一堂に会し、意見交換や提言等を行う場として、平成17年から開催されています。
第20回となる今年は、30市町村の長と国土交通省が参加し、「持続可能な地域社会
の実現と流域治水の推進」、「命を守る避難情報の発信と防災DXによる効率的な災害対応の実現」をテーマに意見交換を行います。
また、冒頭に中野国土交通大臣から挨拶を予定しております。 |
【日時】 令和7年6月3日(火) 15:00~18:10
【場所】 パレスサイドビル5階東 メディアドゥセミナールーム (東京都千代田区一ツ橋1-1-1)
【テーマ】
(1):
持続可能な地域社会の実現と流域治水の推進
流域治水を推進し、人々の命と暮らしを守るためには、災害のリスクを地域全体で『自分事化』
することが求められています。個人や企業、団体が主体的に行動し、水災害リスクに関する情報発信
や教育を通じて、意識変容を促し、各流域ごとに地域資源を有効活用し、流域治水への貢献が地域
づくりのメリットと一致するような取り組みを拡大し、流域全体で連携し取組む必要があります。
そこで、まちづくりと水災害リスク対策を統合的に取組み、官民連携し、各地域や団体が実施する
啓発活動や防災教育の工夫、プロジェクト事例を推進している団体等の取組み事例や取組みの中での
問題点について、意見交換を行う。
(2):
命を守る避難情報の発信と防災DXによる効率的な災害対応の実現
命を守るため、住民が『早く、賢く逃げる』風土を醸成し、災害に備えることが重要です。
そのため、市町村長は正確な情報把握と適切なタイミングでの伝達に努めるとともに、避難情報の
発令・解除の課題や情報収集の仕組みについて検討を進める必要があります。一方で、全国的な自然
災害の頻発と限られた自治体リソースの中で、防災DX(デジタル・トランスフォーメーション)の
推進が不可欠です。
そこで、災害対応を支援するデジタル技術の平時からの活用や、災害発生・復旧・復興期における
効果的な取り組み事例を共有し課題解決を通じて、より強固な減災体制を構築することを目指して
いる団体等の取組み事例や取り組みの中での問題点について、意見交換を行う。
【参加自治体】 30市町村の長(別添参照)
【主催】 水害サミット実行委員会・毎日新聞社
(世話人) 山形県南陽市長、岡山県倉敷市長、大分県日田市長、新潟県見附市長
※取材に関するお問い合わせ
山形県南陽市総合防災課 安彦(あびこ) 0238-40-0267 (直通)

第19回水害サミット(R6.6.11)
➣水害サミット ホームページ
http://www.mlit.go.jp/river/suigai/index.html