報道・広報

「カーボンニュートラル地域モデル処理場計画」を初めて登録しました

令和4年12月23日

 国土交通省では、本年10月に下水道の終末処理に関する「カーボンニュートラル地域モデル処理場計画」登録制度を創設したところですが、この度申請のあった3件の計画について、初めて登録を行いました。今後、登録された計画に位置付けられた取組に対して重点的な財政支援を行うとともに、創エネ・省エネ技術等のショーケースとして広く普及展開することで、下水道全体の脱炭素化を図ります。

※カーボンニュートラル地域モデル処理場計画
 カーボンニュートラルの実現に向けて、下水道の終末処理場において省エネルギー、創エネルギー又は再生可能エネルギーに
 関する技術の導入等を行う事業について定めた計画
(参考HP)
 https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000786.html

登録された計画の概要については、次の表及び別紙のとおりです。
 
終末処理場
の管理者
終末処理場 主な事業内容
省エネ技術 創エネ・再生可能エネ技術
鳥取県
米子市
皆生処理場 ・水処理施設における必要酸素量の低減による省エネルギー化
・省エネ型設備の導入(汚泥処理施設)
・流入下水からの有機性固形物の積極的回収
・可溶化技術の導入による消化ガス発電量の増加
・地域バイオマス(し尿・浄化槽汚泥)の活用
富山県
富山市
浜黒崎浄化センター ・省エネ型設備の導入(水処理施設) ・下水汚泥消化施設の改築による消化ガス発電量の増加
・汚泥固形燃料化事業の継続
熊本県
熊本市
南部浄化センター ・省エネ型設備の導入
 (主ポンプ設備、反応タンク設備、汚泥消化設備)
・太陽光発電設備の導入
・汚泥固形燃料化事業の継続

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

別紙(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省水管理 ・国土保全局下水道部下水道企画課下水道国際・技術室 課長補佐 西郷 進也、環境技術係長 金井 容秀
TEL:03-5253-8111 (内線34172 、34134) 直通 03-5253-8803 FAX:03-5253-1596

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