報道・広報

「海・船の視点から見た港湾強靭化」とりまとめVer.1を公表
~本とりまとめを踏まえ、今後、更なる津波対策を推進~

令和3年3月30日

 国土交通省港湾局では、切迫する南海トラフ地震や日本海溝・千島海溝沿いの地震による津波の来襲に対し、沖合退避する船舶や港湾内に留まる船舶への被害、漂流船舶が陸上施設に及ぼす被害の軽減等に向け、令和2年6月に「海・船の視点から見た港湾強靭化検討委員会」を設置し、検討を進めてまいりました。
 今般、津波来襲時に船舶に起こり得るリスクの軽減策の方向性や諸施策等について、これまでの委員会による検討を通じて得られた結果を『「海・船の視点から見た港湾強靭化」とりまとめVer.1』として公表いたします。
 また、本とりまとめの施策の1つとして、各港での港湾BCP策定の参考資料となる「港湾の事業継続計画(港湾BCP)策定ガイドライン(改訂版)」を策定いたしましたので、あわせて公表いたします。
 今後、本とりまとめに基づき、船舶の沖合退避の迅速化・係留避泊の安全性向上・衝突・乗揚げの抑制の観点から、各港BCPの更なる充実化、水域施設や係留施設に関する「港湾の施設の技術上の基準」の改訂等の検討に着手し、港湾における更なる津波対策を推進してまいります。
 なお、中長期的な課題については、令和3年度以降も委員会において、施策の具体化に向け、引き続き検討してまいります。


【添付資料】
・「海・船の視点から見た港湾強靭化」 とりまとめVer.1(概要)
・「海・船の視点から見た港湾強靭化」 とりまとめVer.1(本文)
・港湾の事業継続計画策定ガイドライン(改訂版)(概要)
・港湾の事業継続計画策定ガイドライン(改訂版)

【参考】
・海・船の視点から見た港湾強靱化検討委員会
https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_tk7_000026.html

お問い合わせ先

国土交通省港湾局 海岸・防災課 災害対策室 野上、服部
TEL:03-5253-8111 (内線46765、46764) 直通 03-5253-8689 FAX:03-5253-1654

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