平成20年9月22日
道路構造令は、道路の安全性、円滑性の確保等の観点から、最小限保持すべき道路の構造基準と
して定められています。
道路構造令の規定には、多くの特例規定や緩和規定が設けられている一方で、過大な道路整備の
原因となっているとの指摘が多くなされています。
国土交通省としても、道路構造令は、道路交通の安全性や円滑性を確保しつつ、様々な地域の状
況にも柔軟に対応できる基準であるべきと考えており、上記のような指摘に対し、実態を把握した上で、
見直すべきはしっかりと見直すことが必要であると考えています。
そこで、全国の地方自治体を対象としてアンケート調査を行い、道路構造令に関する地域の悩みを
把握した上で、規定面、運用面を問わず、必要な見直しの方向性を検討することを目的として、標記委
員会を開催します。
1.第1回検討委員会について
開 催 日 時 : 平成20年9月24日(水) 10:30~12:00
※ 傍聴・取材可。但し、カメラ撮りは冒頭のみ。
(座席には限りがありますので、あらかじめご了承下さい。)
※ 委員会資料・議事要旨については会議後速やかに、議事録については、後日、
ホームページに掲載する予定です。
【道路IRサイト】
場 所 : 国土交通省(中央合同庁舎第3号館) 11F 特別会議室
議事(予定) : 委員会設置要綱等について
道路構造令の概要
道路構造令に関する指摘
地方公共団体へのアンケート 等
2.「柔軟性のある道路構造令のあり方検討委員会」の構成
委員長 : 桑原 雅夫 東京大学生産技術研究所教授
屋井 鉄雄 東京工業大学大学院総合理工学研究科教授
村木 美貴 千葉大学大学院工学研究科准教授
森野 美穂 都市ジャーナリスト
桑名 正博 高知県土木部副部長
上坂 克巳 国土技術政策総合研究所道路研究部道路研究室長
(以上、敬称略)