報道・広報

太田国土交通大臣のベトナム出張について(結果概要)
(ベトナム要人との会談結果及びニャッタン橋等完成式典への出席)

平成27年1月4日

 太田国土交通大臣は、1月3日から4日までベトナム・ハノイに出張し、ノイバイ国際空港第二ターミナル、ニャッタン橋、空港と都心を結ぶ高速道路(連絡道路)の完成式典に出席するとともに、フン国会議長、ハイ副首相及びズン建設大臣と会談しました。次のとおり概要をお知らせします。
 
1.ノイバイ国際空港第二ターミナル完成式典及びニャッタン橋等完成式典
 太田大臣は、1月4日、ノイバイ国際空港第二ターミナル完成式典及びニャッタン橋等完成式典に、フン国会議長、ハイ副首相、タン交通運輸大臣、タオ・ハノイ市人民委員長等、多くのベトナム政府幹部とともに出席した。式典で、太田大臣は、祝辞を述べたほか、ニャッタン橋のネームプレート(Vietnam-Japan Friendship Bridge(日越友好橋)と記載)をハイ副首相とともに除幕した。
 
2.フン国会議長との会談(1月4日)
 フン議長は、今回完成した施設は、ベトナムと世界の連結性を確保する重要な意義を持つもので、日越協力の大きな成果であり、日本の支援に心から感謝する。また、引き続き、南北をつなぐインフラの整備に力を入れ、よい国を作ってまいりたいと述べた。
 太田大臣は、大プロジェクトの完成に祝意を表したうえ、我が国の貢献により、死亡事故ゼロ、工期前倒しという、すばらしい仕事が行われたことは喜ばしい。我が国は、北ハノイ都市開発を含め、インフラ整備に最大限協力したいと述べた。
 
3.ハイ副首相との会談(1月4日)
 ハイ副首相は、インフラ整備に対する日本の協力に対して感謝の言葉を述べたうえ、ベトナムは世界の国々との経済的連携を進めようとしており、新ターミナル、ニャッタン橋及び連絡道路はそのための極めて重要なインフラである。また、ベトナムは、今後も交通インフラ整備に多くの投資を行う計画であり、日本には引き続いての支援をお願いしたいと述べた。
 太田大臣は、今回のプロジェクトは、ベトナム発展の象徴であり、日越友好の象徴である、また、死亡事故ゼロ、工期前倒しなど日本の技術の優秀性を示し、技術移転の機会となったことも喜ばしい。また、今後のインフラ整備についても、北ハノイの都市開発を含め、できる限りの協力をしたいと述べた。
 
4.ズン建設大臣との会談(1月3日)
 ズン大臣は、下水道、住宅開発、建設関係法制度、技術交流、人材育成等に関するこれまでの協力を評価し、さらなる進展を望むと述べたうえで、都市開発に対する日本企業の投資、それを通じた人材育成に大きな期待を表明した。
 太田大臣は、日本の技術やノウハウの共有・人材育成など、両国の建設産業の相互交流を一層深めていく旨、北ハノイ地区の都市開発に関する協力を進めていく旨を述べた。両大臣は、建設分野及び都市開発分野における協力を強化することとし、そのための包括的な協力覚書に署名した。【別紙参照】

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局海外プロジェクト推進課 堀崎・原田
TEL:03-5253-8111 (内線25805・25817) 直通 03-5253-8315 FAX:03-5253-1562
国土交通省総合政策局国際政策課 宮川・鈴木
TEL:03-5253-8111 (内線25752・25924) 直通 03-5253-8312 FAX:03-5253-1561

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る