令和7年6月6日
2025年度より新たな取組として開始した地域交通DXについて、2026年度以降の更なる産学官民連携の拡大に向け、地域交通の課題を解決するデジタル技術の活用に関する多様な主体の先進的・独創的なアイディア、知見・ノウハウ、技術・サービス等の情報を参考とするため、情報提供依頼(RFI:Request for Information)を令和7年6月6日(金)から令和7年7月4日(金)の間、実施いたします。 |
地域交通DXについて
国土交通省総合政策局では、2025年度よりMaaSアプリや配車アプリの開発、デジタル・チケッティングの導入、データ活用の普及など、これまでバラバラに推進されてきた地域交通に関するデジタル活用の施策を「交通空白」解消など「リ・デザイン」の観点から再構築し、「サービス」、「データ」、「マネジメント」、「ビジネスプロセス」の4つの観点から地域交通におけるデジタル活用を一体的に推進する地域交通DXの取組を新たに開始しています。
具体的には、モビリティサービスの品質向上、データ取得環境の構築、データに基づく地域交通政策、産業構造の強靭化の4つの課題へアプローチするためのベストプラクティス創出及びその成果の標準化、ナレッジのオープン化を推進し、横展開を図ることとしています。
ご参考:令和7年4月1日プレスリリース https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000424.html
情報提供依頼(RFI:Request for Information)の実施について
1 募集期間 :令和7年6月6日(金)~ 令和7年7月4日(金)まで
2 情報提供主体:各募集テーマの実施主体となりうる大学、研究機関、企業、ベンチャー、業界団体、自治体等
3 募集テーマ:本RFIでは、以下のテーマごとにプロジェクトの情報提供を募集します。
1) サービス品質の向上
他分野連携や移動需要の惹起など、地域交通の課題を解決する新たなモビリティサービスの開発プロジェクト等
2) データ取得環境の構築
マルチモーダルな乗降実績データの取得など、バラバラに存在する地域交通に関するデータを標準的、総合的、横断的に取得可能とするプロジェクト等
3) データに基づく地域交通政策
データ分析や路線再編を円滑化する技術開発など、データに基づく地域交通政策を推進するプロジェクト等
4) 事業生産性の向上
業務モデルの標準化やシステムインターフェースの共通化など、地域交通の生産性を向上させるプロジェクト等
4 応募ページ
本RFIでは、以下のウェブサイトを構築し、実施要領や応募様式等、詳細情報を掲載しています。説明会についてもこちらで案内しておりますので、ぜひご覧ください。
応募ページ:https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_fr_000192.html
説明会の開催
RFI#1に関して説明会を開催します。
開催日時:令和7年6月13 日(金)16:00~16:30
開催場所:オンライン形式(Microsoft Teams を想定)
参加申込:説明会の参加を希望する場合、令和7年6月11 日(水)16 時までに、問い合わせ先に以下の要領でご連絡ください。
[1] 件名は「【参加希望】地域交通DX RFI の説明会について」としてください。
[2] 必要情報:メール本文に、企業・団体名、所属部署、役職名、氏名、TEL、Email を記載してください。
今後の動きについて
RFI#1では、テーマに応じた基本的なアイディエーションを行うことを狙った「提案募集型」RFIを行います。本年秋ごろにはRFI#2ではこれを基にして作成したプロジェクト原案に対する技術提案を募集する「意見募集型」RFIを行っていく予定です。ぜひご参加ください。
また、今後、頂いた情報をもとに、応募者に対して個別のヒアリング等を実施させていただく可能性があります。
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