平成28年1月20日
「首都圏における降雪時の鉄道旅客輸送に関する連絡会議」を下記のとおり開催しますので、お知らせします。
本連絡会議は、本年1月18日の大雪の影響により、首都圏の鉄道で運転休止やダイヤの大幅な乱れがあり、通
勤・通学時の利用者に多大な影響が発生したことから、今回の大雪の際の各社の対応状況を共有するとともに、
利用者への情報提供のあり方等について意見交換を行うものです。
※1月22日に連絡会議を開催して、6.概要及び添付資料に会議資料を追加しました。
記
1.日時 平成28年1月22日(金) 13:30~
2.場所 中央合同庁舎第7号館西館13階共用第1特別会議室
3.議事 ・各社の対応状況等 ・今後の対策についての議論 等
4.出席者 JR東日本、関東大手民鉄8社、東京地下鉄、東京都交通局、日本民営鉄道協会
日本地下鉄協会、国土交通省
5.取材等
・会議は非公開ですが、冒頭(議事に入るまで)のカメラ撮りは可能です。希望される場合は、
1月21日(木)17時までに、名前、所属及び連絡先を下記問い合わせ先まで登録して下さい。
・議事概要等については、会議終了後ホームページにてお知らせします。
6.概要
(1)降積雪等に対する安全輸送等の確保について、改めて、降積雪等対策を的確に講じ、輸送
の安全等に万全を期するよう、指示を行った。
(2)各鉄道事業者における1月18日当日の対応状況を共有した。
(3)今後の利用者への情報提供のあり方について議論を行い、利用者の行動判断に資するよう
な情報提供の必要性について認識が一致した。具体的な提供内容については、事業者の実
態を踏まえ、今後検討することとした。
(4)運行への影響を最小限にとどめるための方策について議論を行い、今回の雪により発生した
施設被害を踏まえ、今後、以下のような取組みをより徹底して行うことで、共通の認識を持った。
[1]車庫内の架線切断防止対策
・出庫順序を考慮したきめ細かいパンタグラフの除雪
・出庫の際の点検から出庫までの留置時間を極力短縮
さらに、各社の状況に応じ、以下のような取組みを積極的に活用する。
・架線、パンタグラフへの着氷防止剤の塗布
・屋根付き留置線の有効活用
・模擬パンタによる積雪状態の継続的な把握
[2]倒木対策
各社で倒木による支障が生じていることから、以下の取組みを行う。
・年間を通じて沿線樹木の計画的な伐採
・降雪、台風シーズン前の巡回強化及び要注意箇所の処置
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