平成28年5月27日
先月発生した熊本地震を踏まえ、本日、第13回「新幹線脱線対策協議会」を開催しました。今回の協議会では、熊本地震による九州新幹線の被害状況について確認するとともに、現在各社が実施している対策の熊本地震における効果の検証、今後の対策を出来る限り早く進めていくための検討を行っていくことを確認しました。
1.日時 平成28年5月27日(金)15:00 ~ 17:00
2.場所 中央合同庁舎4号館 1214特別会議室
3.出席者 別紙1のとおり
4.議事
(1) 熊本地震による九州新幹線の被害等について
(2) 今後の新幹線の地震対策の進め方について
5.議事概要
(1) JR九州より、九州新幹線の脱線事故や構造物の被害等について報告を受けた。
(2) 脱線・逸脱防止対策については、現在、各社が実施している対策の今回の熊本地震における効果を検証していくことを確認した。
また、現在の整備計画を前倒しすることは、鉄道事業者にとって日常の保守との関係で困難を伴うものの、今後の対策を出来る限り早く進めていくための検討を行っていくことを確認した。
(3) 構造物については、致命的な損傷はなかったが、防音壁等に被害が生じていることから、原因及び対策について検証を行っていくことを確認した。
(4) JR九州より、緊急に実施する追加対策として、今年度中に車両の逸脱防止ストッパについては残り6編成に設置、脱線防止ガードについては今回の熊本地震において車両が脱線した周辺の約14kmに設置していくとの報告を受けた。
報道発表資料(PDF形式:149KB)
議事次第(PDF形式:39KB)
メンバー表(PDF形式:39KB)
資料1(熊本地震による九州新幹線の被害状況について)(PDF形式:957KB)
資料2(九州新幹線における当面の追加対策について)(PDF形式:30KB)
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