令和2年7月30日
本日、国土交通省は「居心地良く歩きたくなるまちなか」の形成をはじめ、多様な人材の集積や様々な民間投資を惹きつけ、都市の魅力・国際競争力の向上を目的とした取組を支援する「官民連携まちなか再生推進事業」の実施事業者を決定しました。 |
本事業は、官民の多様な人材が参画する「エリアプラットフォームの構築」やまちなかの将来
像を明確にした「未来ビジョン等の策定」、民間まちづくり活動における先進団体が実施する「普
及啓発事業」に対して補助を行うものです。
今般、令和2年4月8日から5月29日まで公募を行い、応募のあった61者の中から、外部有
識者からなる審査委員会での審査を踏まえ、別紙のとおり補助対象となる実施事業者44者を
決定しました。
○エリアプラットフォーム活動支援事業 34者
官民の多様な人材が参画し、未来ビジョン等の作成を行う「エリアプラットフォーム」の構築に
資する取組や運営、まちなかの将来像を明確にした「未来ビジョン等の新規策定」を支援します。
<実施事業の例>
・「コンテンツリード型」の歩行空間の整備、回遊軸の複数化、歩行空間そのものの滞留性向
上により、多様な人材出会い・交流するウォーカブルな人中心の空間の実現に向けて、エリア
プラットフォームの運営及び未来ビジョン等の新規策定のための検討を行う。
(カミハチキテル -HEART OF HIROSHIMA-:広島市)
○普及啓発事業 10者
まちづくりの課題に対し、様々な関係者を巻き込んだワークショップの開催、継続性のある活
動を実践する人材の育成を図る仕組みの構築や運営を支援します。
<実施事業の例>
・「ウォーカブルの取組」の推進する上で重要な点に関する講義や、事前課題で整理した計画
に対する講師のアドバイスを元にブラッシュアップするオンラインワークショップから構成される
講座を開催する。
(株式会社リノベリング)