報道・広報

主要都市の地価は96%の地区で上昇基調~平成30年第3四半期は、新宿、那覇で上昇幅拡大~

平成30年11月16日


主要都市の高度利用地等(全国100地区)における平成30年7月1日~平成30年10月1日の地価動向を調査した地価LOOKレポートによれば、主要都市の地価は全体として緩やかな上昇基調が継続(上昇地区数は前期95地区→今期96地区)。
◆上昇地区数の割合が3期連続して9割を上回る。但し、緩やかな上昇(0~3%の上昇)の地区が大半。
◆住宅系3地区(品川、豊洲、立川)で横ばいから緩やかな上昇に転じた。
◆商業系3地区(新宿三丁目、歌舞伎町、沖縄県庁前)で上昇幅が拡大し、比較的高い上昇(3~6%の上昇)となった。
◆商業系1地区(銀座中央)・住宅系1地区(大濠(福岡市中央区))で緩やかな上昇から横ばいとなった。
 

【上昇の主な要因】                            
■ 空室率の低下、賃料の上昇等好調なオフィス市況
■ 再開発事業の進展による魅力的な空間・賑わいの創出
■ 訪日観光客の増加に対応した旺盛な店舗、ホテル需要
■ 利便性の高い地域等での堅調なマンション需要
  上記要因により、オフィス、店舗、ホテル、マンション等に対する投資が引き続き堅調


 
【比較的高い上昇を示した地区】
■ 3~6%の上昇(15地区)
   (札幌市)駅前通、(東京都)新宿三丁目、歌舞伎町、渋谷、(横浜市)横浜駅西口、
   (名古屋市)太閤口、伏見、金山、(大阪市)心斎橋、なんば、福島、(神戸市)三宮駅前、
   (福岡市)博多駅周辺、(熊本市)下通周辺、(那覇市)県庁前


 【前期から変化した地区】
 ■横ばいから上昇(0%→0~3%)
     (東京都)品川、豊洲、立川
 ■上昇幅が拡大(0~3%→3~6%)
     (東京都)新宿三丁目、歌舞伎町、(那覇市)県庁前
 ■上昇幅が縮小(3~6%→0~3%)
     (東京都)表参道
 ■上昇から横ばい(0~3%→0%)
     (東京都)銀座中央、(福岡市)大濠



地価LOOKレポート(主要都市の高度利用地地価動向報告)とは
国土交通省が、主要都市の高度利用地等を対象に、四半期毎の地価動向を調査し、先行的な地価動向を明らかに
するものです。調査対象は全国100地区で、内訳は以下のとおりです。
■東京圏:43地区、■大阪圏:25地区、■名古屋圏:9地区、■地方圏:23地区
調査結果の詳細は、国土交通省HP 土地・建設産業局のページ 地価LOOKレポートにて公開しています。
http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000045.html


添付資料

公表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省 土地・建設産業局 地価調査課 主任分析官 時津/分析官 相部/鑑定官 河野 
TEL:03-5253-8111 (内線30366・30367・30363) 直通 03-5253-8379 FAX:03-5253-1578

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