技術・情報

流域治水ケタ違いDXプロジェクト

○人口減少・高齢化が進展する中、限られた人材や資源でインフラ管理や被災状況の把握をより確実に実施することが求められています。

○こうした状況に対応するために、デジタル技術や新技術を活用し、防災・減災対策の質や生産性を飛躍的に向上させる「流域治水ケタ違いDXプロジェクト」を推進しています。

流域治水ケタ違いDXプロジェクトの例

施策名 向上内容 ケタ違い数
中小河川の内水対策等のための安価で維持管理が容易な新たな排水ポンプの開発・普及(マスプロダクツ型排水ポンプ) 整備コストの縮減目標 排水能力1トンあたり2億円→0.6億円 1ケタ
市街地の浸水状況が把握可能なワンコイン浸水センサの開発・普及 センサのコスト縮減目標(本格導入時) 数万円→数百円 2ケタ
発災から災害復旧までのプロセスを効率化・高度化するスマート災害復旧の推進 大規模災害時における調査・設計・積算にかかる日数を大幅に削減
例)1箇所あたりのブロック積擁壁の場合(実働日数)
調査設計 15日→8日程度 、積算等 25日→9日程度
1ケタ
衛星画像を活用した海岸線モニタリング 砂浜の侵食の兆候を把握している海岸線延長
500km→3,250km
1ケタ
三次元河川管内図の整備による河川地形情報把握の高度化 取得データの間隔 200m→1m以下 2ケタ
UAVの目視外自動飛行による砂防施設点検の生産性向上 砂防施設点検に係る生産性を2倍程度向上(施設点検に要する日数1日→0.5日) 1ケタ
国管理河川における河川の利用等に関する手続きのデジタル化 手続き可能時間 勤務時間内(平日7時間45分)→ 24時間365日(1ケタ) 1ケタ
AIを活用した水処理運転操作の最適化支援技術開発 維持管理費100%→95%
温室効果ガス排出量100%→95%
1ケタ

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