1.事業の概要
1)位 置:愛知県北設楽郡東栄町
2)諸 元:主な工法:補強土壁工等
延 長:414m
3)総事業費:約3.4億円
2.目的、必要性
1)目 的:がけ崩れによる再度災害の防止のため
2)必要性:
当地区は、東栄町役場から約1キロという町の中心部近くに位置している。保全対象区域内には地域の避難施設や奥三河地域の主要幹線道路となる国道473号も含まれることなどから災害時の影響は大きく、H12にも小崩壊が発生していることから早急な対策が必要である。
3.費用効果分析の結果
急傾斜地崩壊対策事業の費用便益分析マニュアル(案)に基づいて分析
便益(B) |
費用(C) |
事業効果(B/C) |
15.66億円 |
3.10億円 |
5.05 |
4.検討
以下の評価項目及び上記の費用対効果分析結果を総合的に判断の上、採択。
災害発生時の影響 |
過去の災害実績 |
保全人家戸数
(戸) |
重要公共施設
(件) |
災害弱者施設 |
直近の災害発生年 |
人的災害 |
最大被災戸数
(戸) |
重要公共施設 |
災害弱者施設 |
37 |
1 |
|
H12 |
|
|
|
|
災害発生の危険度 |
斜面の高さ
(m) |
斜面の勾配
(度) |
斜面形状 |
遷急線 |
オーバーハングの有無 |
地盤の状況 |
湧水の有無 |
植生の状況 |
33 |
52 |
|
|
|
|
降水時にあり |
|
5.日程・手続き
平成13年度 事業着手予定
6.関係者の意見
地域の安全確保のため、地元自治体からも強い要望がある。