1.事業の概要
1)位 置:新潟県東頚城郡松代町
2)諸 元:主な工法:雪崩防止施設工
延 長:580m
3)総事業費:約4.1億円
2.目的、必要性
1)目 的:雪崩災害の防止のため
2)必要性:
本地区は斜面高100m、平均傾斜度40°、植生状況は低木・灌木程度で雪崩発生の危険性が高く、昭和56年には人家まで雪崩が到達し住民が避難した履歴がある。このため、早急に雪崩対策を実施する必要がある。
3.費用効果分析の結果
急傾斜地崩壊対策事業の費用便益分析マニュアル(案)に基づいて分析
便益(B) |
費用(C) |
事業効果(B/C) |
9.75億円 |
3.52億円 |
2.77 |
4.検討
以下の評価項目及び上記の費用対効果分析結果を総合的に判断の上、採択。
災害発生時の影響 |
過去の災害実績 |
保全人家戸数
(戸) |
重要公共施設
(件) |
災害弱者施設 |
直近の災害発生年 |
人的災害 |
最大被災戸数
(戸) |
17 |
|
|
あり |
|
|
災害発生の危険度 |
平均傾斜度
(度) |
雪崩発生斜面内の標高差
(m) |
見通し角度
(度) |
植生の状況
(疎密) |
既往最大積雪深
(m) |
40 |
100 |
28 |
疎 |
5.2 |
5.日程・手続き
平成13年度 事業着手予定
6.関係者の意見
雪崩災害の未然防止について、地元自治体からも強い要望がある。