視覚障害者の外出時の歩行支援としては、視覚障害者用誘導ブロックが一般的です。しかし、晴眼者が認識できるランドマークや標識に相当する情報を提供できないことから、視覚障害者の実際の移動には不十分と言えます。
このため、視覚障害者用誘導ブロックに加えて、ランドマークや標識に相当する、位置や方向(目的地までの経路)を音声で案内する「視覚障害者誘導システム」を整備し、視覚障害者の利用頻度の多い、仙台市内の国道48号宮城県庁前歩道と仙台市役所前歩道、国道4号青葉通地下道に導入しています(1997〜99年)。
[国土交通省東北地方整備局仙台工事事務所]