第2章 道路交通サービスの高度化

IT活用の地域活性化支援

ITSの地域展開

豊田市の取り組み

愛知県豊田市では「1999年度ITSモデル地区実験・IN豊田」で、1)道路交通情報システム高度化実験、2)イベント時のパークアンドライド実験、3)EV(電気自動車)共同利用実験の3つの社会実験を実施し、交通渋滞の緩和を図りました。現在、市のホームページに専用サイト「豊田市交通インフォメーション」を設け、駐車場案内、沿道状況カメラ、公共交通、豊田市の交通に関するお知らせ等のトピックスなど交通情報を市民へ提供しています。
また、公共交通空白地域に地域と交通事業者と市が協力し、会員制を導入した「ふれあいバス」は、バス位置情報を電話や電子バス停へ提供して利用を支援。豊田市では中心市街地などの42事業所で構成する「TDM勉強会」が、毎月第1・第3水曜日を「のりあいエコデー」として交通渋滞緩和などのキャンペーンを実施するなど、TDMに積極的に取り組んでいます。
愛知県は2004年のITS世界会議、2005年の日本国際博覧会とビッグプロジェクトが予定されていることから、豊田市では「2004、2005ITS戦略プラン」を進め、ITSの展開を図ってITSショーケースとしての成功を目指しています。

「豊田市交通インフォメーション」


インターネット画面イメージ

駐車場案内

インターネット画面イメージ

沿道状況カメラ

インターネット画面イメージ

「ふれあいバス」

ふれあいバス路線図

バスロケーションシステム


写真
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2004,2005 ITS戦略プランメニュー

一連の交通行動に着目したITSまちづくりと連動したITS万博時のITS
国道248号
中心市街地
八草駅
  • 高速道路におけるIC出口の交通情報
  • ノンストップ自動料金支払いシステム(ETC)
  • ITSによる本線合流システム
  • 信号制御の高度化
  • 沿道サービスへのITS導入
  • ETC駐車場
  • 大型端末機、携帯端末による
    商業情報と連動した情報提供
  • 総合情報センター(IT、ITS)
  • 歩行者ITS
  • EV共同利用
  • 自転車共同利用
  • 公共交通の運行情報提供
  • 情報ステーション
    (道の駅)
その他
  • IMTS導入検討
  • スマートIC



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